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2002年10月1日(火)
焼肉カレー@さかえや 【場外】
昨晩は季節はずれの暑気払いで屋形船。お台場沖でかもめの餌付けなどに興じる。

で、飲みすぎ。

お酒を飲んだ翌日は、舌がバカになっているので、スパイシーなものに限る。
ってことで、ウルトラ久しぶりに場外に行ってみる。

「シープ」でオムハヤシにしようかなっと思っていたら、ご飯切れで丁重に断られた。
こんなこともあるのね。

で、セカンドチョイスは「さかえや」の焼肉カレーにする。カレーはやや辛めのフツーのカレーだが、これがやや甘め味付けのカルビと玉葱炒めに微妙にマッチ!
今日の体調だと、この位で丁度いい。
2002年10月2日(水)
鯖味噌煮@高はし 【場内】
北区のG氏の日記で【たら&かきが10月1日に解禁】という情報を得、裏を取りに「高はし」に行く。

すると、あるワあるワ...
たら煮・秋カマス塩焼き・小甘鯛の一夜干・柳カレイの一夜干・戻りカツオ刺し 等々
まさに垂涎もののアイテムがテンコモリになっている。ちなみに、台風の影響かあんこうは不漁のためなし。牡蠣は来週から。
そんな中、オーダーはなぜか地味に“鯖味噌”。単品550円、定食にしても850円で、「高はし」にしては破格の廉価アイテム。(別にお金に困っているわけではない。寄付は喜んで受け付けるが(笑))

秋鯖もーシーズンなので、美味しいよ~ン。
背の方の身は兎も角、ハラ身は「トロって呼んで...」って感じの脂ノリ。これが、甘辛の味噌とあわさると・・・・・・ん〜〜〜〜ん、官能的!

今週は「高はし」Weekにしよかな...
2002年10月3日(木)
天然鯛 かぶと煮@高はし 【場内】
口約(こんな言葉あるんですな...知らんかった)の通り、「高はし」に行く。(予め決めておくとあれこれ考えなくていいから楽)せっかく豊富に出揃った秋のメニューもノンビリしていると売切れてしまうので、ダッシュして12:00過ぎに到着。

「んわ、小甘鯛一夜干、まだある!」「しかっし、定食だと1800円か...これからシーズン長いしなぁ・・・(思案)・・・」「んっ!!【天然ダイ かぶと煮】 こんなメニュー見たこと無いぞ・・・これはレアだな。」

てな訳で、“かぶと煮”をオーダー。と同時にヤマ!思惑通りで、ウッシッシである!

出てきた“かぶと煮”が、デカッ
こりゃ養殖じゃ規格外だな、さすが天然!

ゼラチンプリンプリン、肉も一杯ついて食べ応え満点、頬肉の歯応えがいいすね!

なにより魚の味が染み出した煮汁が旨!
この汁だけで、丼飯が何倍も御代わりできてしまいますよ。


猫に嫌われるほどキレ〜〜〜イに骨だけになるまで食べ尽くし、大満足!
「高はしWeek」はまだまだ続きます。
2002年10月4日(金)
小甘鯛の一夜干し@高はし 【場内】
「高はしWeek」は続く。
昨日チェックしておいた中では、「”ヤリいか煮”がいいかな?」とか思っていたのだが、店頭の黒板のフレーズが心を替えさせた。

【幻の一夜干しシリーズ】
そうなのだ!昨日は定食で1800円という値段に二の足を踏んでしまったが、実は小甘鯛の一夜干しにありつけるのは極めて希。柳カレイもメニューにあったのは今週一度だけで、その後はズッとSold Out。ある時に喰わないと一生食えないメニューであることを【幻の・・・】は思い出させてくれた。素晴らしい、コピーではないか。。。

と言うことで小甘鯛の一夜干しだが、、、日本では刺身を日常的に食べるせいか、魚はとかく新鮮さを重視しがちで、塩と時間で熟成された魚の旨さを見逃している様に思える。思い当たるフシがあったら、是非この”小甘鯛の一夜干し”を食してみて欲しい。焼き魚に対する認識が一変する筈だ。
特に、絶妙の塩梅がいい。この塩のおかげで魚が本来持っている甘みが引き立ち、身の旨さを2倍にも、3倍にもして味わわせてくれる。加えて、皮が美味い!まるで計算され尽くしたかのごとく巧妙につけられた焦げ目は、香ばしさで鼻腔を刺激!一口はしを進める度に食欲を増加させてくれる。香りで喰わせる焼き魚なんて、他にあるだろうか...?

とにかく、この店で【一夜干し】をメニューに見つけたら、迷うことはない!即刻、オーダーだ!決して後悔はしない。
2002年10月5日(土)
フレンチ@銀座の老舗 【銀座】
月に一度の勉強会。正直言って、ランチ日記を書いている身としては、気が重い。開催地が知り合いの関係店舗なだけに、余計だ!

本日のメニューは、カボチャのポタージュ、シーフードのソテーマスタードソース、サラダ、あんどデザート。

ポタージュはまぁ美味しい...ってか、この程度美味しく作るのは素人でも可能。
で、メインディッシュ・・・まずくはない。さすがに。。。だが、一言入っておこう、「味気ない」。

前回も書いたが、この店のこの料理のために払っているお金で、大和寿司の特選寿司が食える。フリーチョイスなら、自分は100%寿司を食う。ブランドにあぐらを掻けるほど、この世の中甘くはないんじゃないか!?(>>●○くん)
2002年10月6日(日)
支那そば@菜華&もりラーメン@麺職人 【ラーメン】
10月に入りボチボチ新しいラーメン本が発刊されだした。早速Getした「ほんとにうまいラーメン店300軒」(成美堂出版)の中で紹介されていた店に行く。

場所は中野。行ってみると、そこは自分で勝手に「ラーメン横丁 Tokyo」と呼んでいるスキップロードであった。この通りは、今や名実共に日本を代表するラーメン屋となった「青葉」の本店をはじめ、中以上のレベルのラーメン屋が軒を並べ切磋琢磨する、東京一のラーメン激戦区“中野”を象徴する通りである。(注:激戦区とは、質量共に伴った店が集結しているエリアのことを呼ぶ。その意味ではよくマスコミに“激戦区”扱いされる、環七や小滝橋通りはその範疇に入らない。)こんな激戦区に店を構えるとは、よっぽどの自信があるのか、それとも、、、なんにも考えていないのか(笑)。

さて、一軒目は「菜華」。行列までは出来ないものの、ひっきりなしに客がやって来る。この激戦区にあってなかなか検討しているようである。
スープの主体は“トリ”、それに和出汁を添加する最近流行のスープなのだが、玉葱のアクセントを上手に使って、本来反目する2種類の出汁をうまく融合させ、かつ、他にはない風味をかもし出させている。これは、かなりの高等テクニックだぞ!
麺は中太のストレートで、やや特徴にかけるが、この弱点をおぎって余りあるスープの旨さが光る。満足度高し!

気分を良くして2軒目は、「菜華」から目と鼻の先にある「中華そば専門 麺職人」。どっかのカップ麺のような店名だ(笑)。
2軒目ということもあり、つけ麺スタイルの“もりラーメン”にするが、これが失敗。
「ショッパ過ぎるだけのつけ麺」
この店のもりラーメンを端的に表現すれば、こうなるだろう。兎に角、しょっぱすぎて出汁の味がわからん、つーか、出汁の味しない!ゴリゴリした食感の極太麺も“あうとおぶまいていすと”。
個人的には、この程度の味だと、「ケッ!」って感じなのだが、意外なことに常連客はついているようで...青い服着た人たちには合うのかも??そういえば、店のつくりもそんな感じ。
ラーメン好きの街“中野”の懐の深さが垣間見れた店であった。
2002年10月8日(火)
牡蠣豆腐@かとう 【場内】』
先週「高はしWeek」と銘打って精力的に秋メニューをこなしたので、めぼしいところでの未経験メニューは“柳カレイの一夜干”を残すのみとなった。

宿題を片付けにお店に向かったのだが、焼物で残っていたのは“えぼダイの塩焼き”と“ワラサのカマ”のみだった。両方とも美味いことは美味いのだが、今日の気分ではない。

どうしようかと思って「かとう」に目をやると、牡蠣が始まっている。
初物趣味はないが、他にあてもないので“牡蠣豆腐”を喰うことにした。
“牡蠣豆腐”とは、要は牡蠣入りの湯豆腐で、アツアツをポン酢につけていただく。
常々思っているのだが、酸味のおかずは基本的にご飯との相性がよくない。“牡蠣豆腐”のこの食べ方は、昼ご飯のおかずというよりは、晩酌のあて向けである。昼なら、味噌味仕立てにしてもらえるとご飯も進んでありがたい、と思うのは自分だけだろうか?
とはいえ、今シーズンの初牡蠣は大ぶりでそこそこおいしくはあった。
そろそろ、レバンテ@銀座でも牡蠣フライが始まった頃であろうか!?近々行ってみることにしよう。

「かとう」で食事をおえて再び「高はし」店内を除くと、焼き物はおろか、刺身もメニューが下ろされていた。競争率高いので、心に決めたメニューがある時はお昼前の到着が必須である!
2002年10月9日(水)
さとうステーキ@さとう 【築地】
「本日 築地市場はお休みさせていただいております」
ということなので、市場外でランチ場所を検討する。

以前、どんかぐらさんが路麺の巨匠から教わったというそば屋にしようと場所を探すが、どこ探しても見つからず、巨匠ご本人にメールで教えてもらう。(多謝>巨匠)

「どうもありがとうございます。早速今日行ってきます」などと、調子の良い返事をしたのだが、地図をプリントアウトしている間に上司に拉致されてしまった。皆々をさそい「桃花源」に行こうとおっしゃるので了解するものの、皆々の方が「あんまり時間がない」やら「午後一打ち合わせが・・・」などとのたまわりやがる。

『飯のためじゃ!打ち合わせ時間ぐらいズラさんか!』(注:大いなる心の叫び)

結局、「さとう」で妥協。
正直、「またですか・・・」って感じ、、、
だったのだが、一口喰ってみると、意外に美味い。もともと、そこそこ美味いからこそ何度も来ているのだが、今日はいつにもまして肉汁の旨みのがストレートに伝わってくる。
そういえば、ここのところ魚ばっか食ってて、肉喰ってなかった。味覚が肉を欲していたようだ(肉欠乏症?)。
その場その場だけでなくロングスパンでも、摂取食物のバランスは重要なようである。学習。
2002年10月10日(木)
ラーメン@手打ち麺処つきじ&スペシャルドライカレー@勝鬨亭 【築地・ラーメン+α】
担当商品のリニューアル方針も決まり、あとは消費者の声を集めてプレするだけ。調査企画も提出済みだし、お客様の反応が返ってくるまでしばらく「待ち」である。
そんな訳で、周りがアタフタと忙しくしている中、ゆったりとした時間を過ごす。
幸い今日は自転車できているので、昨日行きそびれた「つきじ」に行ってみる。

「手打ちめん処 つきじ」。これがこの店の正式名称。小林製薬もビックリのなんともストレートなネーミングだ(笑)。見た感じモロそば屋だが、暖簾にもかいてあるとおり、この店では“ラーメン”も重要な戦略商品(大袈裟)らしく、醤油・味噌は言うに及ばす、つけ麺や鴨ラーメンなど、実に多彩なメニューが揃えられている。
初めてということで、普通の“ラーメン”をオーダー。
しばらくしてやってきたのは、澄んだ琥珀色のスープに不揃いの手打ち(らしき)極太平麺が浮かぶ、とってもいい表情のラーメンであった
おそらくそばの“かえし”を出汁に用いたスープは甘めではありながら、キリリとした醤油の味わいも楽しめ、なかなか美味い。壁に「当店ではバルバリーという品種の本鴨をラーメンの隠し味に用いています。」とあるように(というか、書いてなければ確実に気づかなかったが)、食後には確かに鴨のあの後味が残る。やや化調が効き過ぎなのと、油っこさが人によっては好き嫌いが出るかも知れないが、自分としては美味しくいただいた。
ピロピロの麺も、個人的に、かなり好み。埼玉の「高野」や千葉の「長八」を彷彿とさせる。少なくても、自分が知る限りこのタイプの麺を食わせる店は、築地・銀座界隈には存在しない。その意味でも、貴重な発見だ!
チャシューは、しっかりと味が染み込みこんだもも肉で、箸でつまむと崩れ落ちるほどやわらかく仕上げられている。メンマも丁寧な仕込みがされたガッシリとした歯応えが楽しめるタイプ。
こんなどこにでもありそうなそば屋で、これほどのラーメンが食べられるという事実にまず驚かされた。更に、こんな店を発見してくる路麺師のその眼力というか情報力というか、食い意地に対して敬意を払わざるをえない。

さて、まだお腹に余裕もあり、自転車でもあるので、予定通り勝どき橋を渡り未開のゾーンへ!
前々より、来てみたかった「勝鬨亭」だ!
こりゃまた、なんともシブイ店構えだこと!
“日本カレー”とか“インドカレー”とか“スペシャルカレー”とか、メニューにはいろいろあったが、反射的に選んだのが“スペシャルドライカレー”。実は出掛けに、いつも愛読しているせりあ由紀さんの「食欲魔人日記」をよんでしまったもので...アタマがスッカリドライカレーで染まってしまっていたのだ。
なのに・・・である、オーダーを聞くなりマスターはフライパンで米をあおりだした。ご存知のようにドライカレーには2種類ある。一つはカレーピラフと呼ぶべき黄色い色をしたいためご飯、で、もう一つは水分がなくなるまで炒め煮込まれたひき肉が白ご飯に載ったやつ。今日のモードは完全に後者なのだが、無常にもマスターのフライパをあおる手は止まず、とうとうカレーピラフは完成してしまった。
と、ここで、マスターは意気消沈する私を「アッ」っと言わせる行動にでる。
な、なんと、出来上がったカレーピラフにカレーのルーを・・・・かけた!(ウルルン調で読んでね!)

そう、ここ「勝鬨亭」では、“カレーピラフのカレールーがけ”を“スペシャルドライカレー”と呼ぶ。これのどこが、“ドライ”なのかは謎である。
長くなったので、味の感想は省略させていただこう・・・・・察してね!
2002年10月11日(金)
牡蠣フライ定食@八千代 【場内】
自分で言うのもヘンだが、舌の記憶には自信がない!(威張ってどうする!?)
例えば、しばらくぶりで行ったラーメン屋で、「滅多にこないから」とチャーシュー麺にしたりして、一口口にした瞬間に「麺もスープもよいが、チャーシューは出汁がら」だってのを思い出したりする。
そんな舌の記憶力の悪さを補うのが、この日記をはじめた動機の一つだったりしたのだが、はじめて8ヶ月もたつと「どこで」「なにを食べて」「その時、どー思った」のか、かなりあやふやになってきた。自分で書いた日記読み返すのも馬鹿馬鹿しいし・・・そろそろデータを整理した方がいいのだろうが・・・見てる人もその方が便利かなぁ?

さて、そろそろ牡蠣がハイシーズンに入り、 どこの店でも“牡蠣フライ”がメニューにのぼるようになった。では、どこの牡蠣フライがお勧めなのか?......わからん(笑)!
という事で、来春のシーズン終了まで半年かけて、「Best of 牡蠣フライ in & around 築地市場」というのを選定することにした。

まづは、場内のパン粉系揚げ物屋の雄「八千代」から。
かなり荒く挽いたパン粉を纏ったミディアムサイズ(4−5cm)のフライが5粒。付け合せはキャベツ&マヨネーズサラダ。それに味噌汁(ワカメ&豆腐)とたっぷりのお新香(カブとキャベツの塩もみ)。これで、1200円。なので、コストパファーマンスは決して高くない。
衣の油切れが今一だが、サックリとしていて食感はGood!(親指挙げる)揚げ加減はミディアムで、ジュースはタッラァ〜(ジュワーではない)。流石に生臭みは皆無。タルタルソースが添えられているが、量が少なく、3粒ほどつけるとなくなる。そもそもタルタルソースというほど手は込んでいなくて、マヨネーズにゆで卵のみじん切りを混ぜた程度の加工。
ま・まぁか・・・な。
後ろで食べてた人のロースカツがみょ―――に美味そうだったので、次回はブタ!って、次回まで覚えてられるんだろうか?

【今日の「高はし」】
「本日あんこう煮ご用意できました。6.3kg 北海道産。この時期としては上物」というアナウンスが黒板に!しかし、まだまだ安定供給には程遠い状況。空振り覚悟で行くべし。(電話での確認もOKらしいが...)
12:00ちょうど位に覗いたら、焼き物は既に“秋かます”と“銀だら西京焼”のみ。という訳で、“柳かれいの一夜干”は来週以降に持ち越し。
2002年10月12日(土)
あつもりチャーシュー@富士見台大勝軒 【ラーメン】
”あなたにここにいて欲しい”
今さんざんCMが流れている北野武監督の最新作「Dolls」のキャッチコピーである。

このフレーズ、どっかで聞いたことあるなぁ・・・(数日)・・・思い出した!

新井素子の小説のタイトルで全く同じのがある!
ってなんでこんなコト知ってる?(>自分)
(注:新井素子は、沢口靖子・陣内孝則主演でドラマ化もされた「結婚物語」を代表作に持つ作家です。今も書いているんでしょうか?)
ってコトは、あのコピーはパクリ?・・・とまでは言わなくても...恥ずかしいわな、普通、プロとして。誰が書いたんか知らんが...

さて、前ふりとは全然関係ないが、大勝軒の富士見台店がオープンしたので入ってみた。
んまぁここ1年で大勝軒@東池袋で修行したと称する店の増えたコト、増えたコト。はっきし言ってかなり食傷気味。

場所は西武池袋線の富士見台駅より徒歩8−9分の住宅地。練馬区とは元々縁遠く、この辺りにはほとんど土地勘がない。多分、練馬区自体に足を踏み入れたのも、数えるほどなのだが・・・なかなか静かそうでいいトコですな。
そんな閑静な住宅地に世界に名だたるラーメン屋の暖簾分け店ができた訳だ。しかも、店頭に飾られている垂らし暖簾には「東池袋大勝軒 のれん分け 元祖つけ麺 富士見台大勝軒」とまで書いてあり、完全に山岸さんの”虎の威”先述に徹するつもりらしい。
ここまで、世界の大勝軒におんぶにだっこするからには、へんなモン出したらただじゃおかねぇ...(って、別に、なにもしないが(よわ>自分))

と、いさんで入ったのだが、コレがなかなか。
方向性としては「永富」に近く、それでいて、より本店の雰囲気の再現性は最近できたどの店よりも高い。
特に、つけ汁の甘みと酸味・魚出汁と獣出汁のバランスが良い。難を言えば麺で、やや切り口が丸すぎスープの持ち上げが悪いこと、更に、湯切りをし過ぎて早い段階で麺がくっついてだまになってしまうことだが、この辺りは早期に解決されるだろう。具も、厚くカットされたもも肉のチャーシューが美味く、総合的にいって雨後の竹の子のごとく誕生した大勝軒系の暖簾分け店のなかでは1・2を争う存在となりそうな予感がする。(ベタ誉めだね!)
あー満腹、、、と言うわけで、2軒目はヤメ!やせるかなぁ?(んな訳ない!>自分)
2002年10月13日(日)
小W@メグ二郎 700円 【ラーメン】
この連休は珍しく仕事のお持ち帰りがまるでない。
なので、ゆっくりと惰眠をむさぼる。とはいえ、時間が来れば腹が減る。
ちょうど体内二郎値が低下してきたところなので、久々にメグ二郎へ。

何回か書いているが、メグ二郎のブタは、星の数ほどあるラーメン屋の肉系具の中では頂点に位置する一つである。今日も、”肉料理”として二郎を食指に来たので、オーダーは迷わず”小W”。
ややショッパめではあったが、口の中でホロホロ崩れる肉塊が絶妙!

今日のメグ二郎には、珍しく外国人(西洋人)のお客さんが一人で来ていた。”Yasai,Nin niku”のコールも滞りなく、オーダーをこなしていた。二郎もインターナショナルになったモンだのぉ!
2002年10月14日(月・祝)
特性ラーメン@ひらを&伊太八ラーメン@伊太八  【ラーメン】
相変わらずそそられる新店情報が欠乏...しょうがないので、あんまりそそられない宿題店の消化に向かう。

一軒目は飯田橋の「ひらを」。地図を見ると「斑鳩」に近い。飯田橋は学生時代10年間、毎日通っていたのだが、こっちの方を歩くのは初めて。目に入る風景が妙に新鮮だ。

いまや決して売り文句にならなくなった「無化調」ラーメンらしく、スープはとっても優しい味(笑)。だしのとり方は悪くないと思う、きっと。だが、ラーメンのスープとして主張にかけてんだよねぇ。麺が、また、歯応え・形状ともに特徴がなくて、余計に印象が薄い。
流行とは逆行するが、良質の濃い口醤油をつかって、それを際立たせるとずっとよくなりそう。その場合でも、麺はもっと歯応えのある麺に変えたほうがいいとは思うけど。

2軒目は、神楽坂の伊太八。よくラーメン本では紹介される店だが、何気に未食。
これが、まあ、小汚い小さ目のラーメンショップのような外観で、誰がどうみても、美味いものが食べられそうな気配がない・・・

で、実際、美味しくない!(諦め笑)
味噌なのにスープがペラっペラ。コクはどこへ行った?コクは??
麺もなんの変哲もないフツーの麺!

ダメですな。

この店が載っているかどうかで、その本の良し悪しを計るのにちょうどいいかも知れぬ(無論悪い方の基準だが)!?その位は人の役に立って欲しいものだと思ふ...
2002年10月15日(火)
サンマ焼定食+たらこ@玉川 【場内】
うわっ!ジャイアンツ勝っちゃったよ。ってこたぁ、アナハイム対サンフランシスコのワイルドカード対決か。150何試合もやったレギュラーシーズンは一体なんだったんだい?とりあえず、新庄もいるからジャイアンツを応援しようかな、、、試合には出ないとは思うが(笑)!

お昼になったので市場に行く。とりあえず、「高はし」をチェックするが、懸案の“柳がれい”はなし。(ちなみに“あんこう”は40食ご用意できたらしい。)

で、踵を返し、「玉川」で“サンマ焼き”と“たらこ”。
サンマは相変わらず身離れが抜群!皮がバリっとしていて、美味し!この焼き方は、是非ご教授願いたいものだ。たらこは周りが真っ赤でチョッと引く。(全部たべたが...)
この店のお客さんは常連さんが多いらしく、雰囲気はかなりディープ。次は、ここか(謎・笑)...
2002年10月16日(水)
カツオ刺身定食@魚四季 【場内】
「築地市場を食べつくせ!」とのタイトル通り、この日記を書いている男は築地市場の内外でお昼ご飯をたべることを常としている。(週末は場所不特定にラーメンばっかりだが、、、)
いくら東洋最大の魚市場とはいえ、限られたエリア内では、行くお店が徐々に固定化されてしまう。店が固定化してきても、食材(魚)が季節により移り変わるので、なかなか食べ尽くした感は生じないが、少々飽きてくるのは偽らざるところだ。

そこで、未食店を探すべく地図を広げてみて、ビックリ!
築地中央卸売市場というのは、これまで自分が考えていたよりズーーーーーーーっと奥行きが広く、勝鬨橋の間際まで敷地が広がっているではないか。
その端の端、もうほんとに勝鬨橋たもとに築地市場厚生会館なる建物があり、そのまた1Fにお店が入っている。メニューを見ると、“マグロの顎焼”はじめ、そこそこそそられるアイテムが揃っている。

という訳で、行ってみた。ら、どうもこの店は芝浦の「牡丹」という料亭の支店らしい。なので、場内にしては、ちゃんとした店だ(笑)!(ちなみに、「高はし」はじめ場内の店は海外のガイドブックでは“バラック”と紹介されている。)そのせいかどうかはわからないが、大変人気があり、昼時とは言うものの10分近く入店するのに待たされた。

昨日、「玉川」で隣のオジサンが食べていたカツオが妙〜〜〜〜にうまそうだったので、刺身でもらうことにする。
刺身は大小取り混ぜて10切れほどあり、刺身系定食にありがちな“喰い足りなさ”はない。生臭は全くなく、大変新鮮。ただ、この季節のカツオにしては脂のノリが悪い気がするが、これは今年のカツオ全般の傾向なのだろうか???
ご飯に味噌汁の他、切干大根とお新香がつき、食後の充足感はそこそこ高い。
メニューも書ききれないくらい豊富だし、市場休場日でもやっていて、かつ、夜の営業もしているので重宝しそう。
ディープ築地市場を志向する人には、物足りないだろが、初心者を連れて行くには恰好かもしんない。
2002年10月17日(木)
オムハヤシ@シープ 【場外】
昨夜、チョッと飲んだので舌がバカ。(なんか同じフレーズを前にも使ったような気が・・・)

こういう日はスパイシーなものに限るのだが、今日のお召し物は白いシャツ。
出掛けに妻から「今日はカレーと汁物は厳禁」だと命令されてしまった。

ではということで、数週間前に振られた「シープ」へオムハヤシを喰いに行く。(カレーと大差ない気もするが...)
この店のオムハヤシは薄焼きの卵をまとった白ご飯にジャバジャバのハヤシソースをかけた代物。このソースがとっちぇもスパイシー!・・・で、二日酔い食にもってこいなのだ。
よくよく味わって食べるとこのジャバジャバソース、スパイシーなだけでなく、なかなか複雑な味わい。具は玉葱とカケラほどの肉しか入っていないけど、旨みが重層的で深い。味の秘訣は何だ???
新メニューでハヤシスパゲッティなるアイテムが登場していた。「今、築地で話題騒然」だそうだ。真偽の程は明らかではない。
2002年10月18日(金)
柳かれいの一夜干し@高はし 【場内】
そういえば先週「"The Best of 牡蠣フライ"を選ぼう!」とか行ったわりには、今週は一度も食べてませんな。
では、「たけだ」辺りで...と思って出かけたのだが、「高はし」を覗くと、、、あるではないか、”柳カレイの一夜干し”が。
先日も書いたとおり、「高はし」の一夜干しは”幻のメニュー”。ある時に喰っとかないと、一生食えない!
で、あっさり予定変更。
思ったより型が小さいかったが、やっぱり塩で熟成された魚は美味い!特に縁側付近は塩味が効いてて、、、ご飯が進みますなぁー
季節モノを制覇してしまった一抹の寂しさがあるが、、、周りで喰ってた”金目の煮付け”がコレまた、美味そうなんだわ!切り身を大きくなってたし...
なかなか「食べつくせ」ません!
2002年10月19日(土)
おにぎり&インスタントラーメン 【番外】
髪を切る日である。
いつもならお昼は宮前平まで行ってうどんだが、昨夜の酒で舌がバカ。行列もすんごいらしいので、じぇンじぇンその気になれない。
それどころか二子玉を離れる頃になっても食欲がわかず、阪急でおにぎりを二つ買って帰宅。試食用に家に持って帰ってあった担当商品の袋麺をスープ代わりにし、ランチ日記をしたためている身としてはかなり「とほほ」な昼食で済ます。
自分で担当しているから言う訳ではないが、この袋麺は地味ではあるが商品としての完成度がとっても高い。コミュニケーション次第で、もうチョッと売れそう。(ガンバロウ>自分)
昼ぷあ〜に終わらせてしもたので、夜は「レバンテ」にて絶品牡蠣フライ&じゅ〜しぃ〜ローストビーフ他で、お腹とハートを満たす。この店の牡蠣フライは風味・揚げ具合・サクサク度合い・じゅわっと感、どれをとっても文句なし。
さあ〜て、築地ではこの店に迫る牡蠣フライは見つかるか?乞うご期待である。
2002年10月20日(日)
ラーメン@横綱&ラーメン@こしがや 【ラーメン】
荻窪に出来た二郎の新店にいこうと思ったけど、調べたら定休日だった。

ワールドシリーズが始まり、珍しく新庄がスタメンだったので出かけるのがちょ〜億劫。
いっそまたサンプル試食で済まそうかとも思ったが、気を取り直して出かける。

場所は北越谷。ラーメンコンサルタント(知らない人が聞いたら「なんじゃそりゃ?」だな、この肩書き)の樹庵君が建て直しに手を貸したという「横綱」に行く。
安っぽいクリーム色の地の看板、スノコをたらし兼ねかけてないのを誤魔化そうとしているのが見え見えの内装、雑然と散らばる雑誌類。更に、調理中もTVに見入る料理人。こういう緊張感のない店で、美味いものにありつけたことは未だ嘗て一度もない!
そして、この店も例外ではなく“二郎を真似てありあわせの材料で素人が作った”みたいなラーメンが出てきた。「やっぱり、人間変えなきゃ店も変わんないんだろうなぁ〜」と思って、フト壁に目をやると張り紙が。
「早い者勝ち!NTV●●●で紹介された店売ります!」
なめた話である。正直かなりムッた。

一駅移動し、「こしがや」へ。完全に消化試合だが、意外にいけた。“良質な素材を使った料理としてのラーメン”って感じ。ただ、この手の味は食べたその時は「美味い」と思うが、後は引かず、結局記憶の彼方へ消え去りそう。
とんがりが必要だよ、とんがりが!
そういえば、とんがりコーンってお菓子あったな...(なんのこっちゃ!?)
2002年10月21日(月)
牡蠣ラーメン@やじ満 【場内】
前夜、担当商品の新パッケージのデザイン案について、デザイナーとネットでやり取りしてたら寝るのが5時になってしまった。ったく、日曜だというのに(怒)!だいたいなんでマーケがこんなトコまで面倒みにゃならんの?

夜中起きてるってことは、当然、飲みながらPCの前にいるわけで、寝不足も手伝って、食欲なし!

客先に行く前に何か流動形のものを口に入れようと「ふぢの」に向かったが、途中、「やじ満」で“牡蠣ラーメン”が始まっているのを発見!“牡蠣ラーメン”はこの店の看板メニュー。昨シーズン食べ損ねていたので、急遽予定変更。

片栗粉をまぶしソテーした牡蠣3粒が、ニラと少量の竹の子とキクラゲ炒めと共にのっている。基本の味付けはこの店の自称「一番人気」の“ニラそば”と一緒の塩味。野菜類を炒めた鍋でスープと馴染ませているため、油っこく、熱い!

いっつも思うのだが、スープは熱すぎると旨みがわかりづらい。最適温度が何度なのかは知らないが、ラーメン屋でも単にできるだけ熱くしているだけで、美味しく食べさせるように温度に気遣っているところは皆無といっていい。

牡蠣は生食用ではないのか、やや匂いが強め。生牡蠣も苦手な身としてはチョッと辛い。

周りが食べている味噌が美味そうに見えてしょうがなかった(笑)。とりあえず、エクスペリアンスということで...
2002年10月22日(火)
『海鮮丼@たねいち 【場外】』
本屋に行くのがスキである。基本的に気になった本は全部買うようにしている。本なんて高くたって、せいぜい2000円だ。後から気になって探す手間を考えたら、その方が全然安い!
で、高橋がなりの本を勝っちゃタンだが、物書くの慣れてないんだか、編集者が無能なのか、すんごい読みづらい。加えて面白くない(笑)。その中で一箇所だけアタマに残ったのが、チベットとブータンに行った感想を述べたくだり。「この旅で得たものは2つありました。一つは人間の感覚は絶対的ではなく相対的であるということ。10日間のチベット横断が終わりヒマラヤを越えてネパールのカトマンズに入って食べたパサぱあのチーズバーガーが、涙が出るほど旨かったのです。」

今日、これと似た体験をした。

なんか急に酢めしが食べたくなって(妊娠か?>んなわきゃない)、ずーーーーーーーーっと避けてた、「たねいち」で海鮮丼を食ったわけ。もともと丼物ってあんまり好きではないんだが、やっぱ今一満足できない。ネタはマグロ、ハマチ、タコ、イクラ、それに気持ちばかりのウニ。マグロは赤身なんだけど結構新鮮だし、ウニも量は少ないもののこの季節にしては物がいいのに、「ふーん」としか思えない。
市場外で食べたら、きっと素直に「美味い」って思うんだよ、この“海鮮丼”!
これってもしかして不幸??
2002年10月23日(水)
坦々麺辛め@新台北彩館
しまった〜!!!市場休場日なのに、行く店のネタ準備してくるの忘れたぁ〜!
おまけに身体は刺激物を欲っしているぅ〜...
そういえば、そろそろ忘年会のシーズンだ!(まだ早い?)
確か、一人アタマ2万円支給される宴会費は手付かづで残っているハズ。放っておくと、味音痴の若者達がヘンな店に決めちゃうので、先手を打たねばならぬ。では、下見を兼ねて「超陽」にでも行っているか...

おんや〜...お休み。お昼の営業はしばらくやってないと張り紙がされている。


モードが“辛”に入ってしまったので、「新台北彩館」の坦々麺辛めでお茶を濁す。中国人のオヤジやおばちゃんに「久しぶり」と声をかけられる。確かに随分とご無沙汰だ。
相変わらず、毛細血管が萎縮するほどの辛味。舌には耐性ができたが、お腹はまだ(笑)。
明日はトイレが近いゾ!

家に帰ったら、おかずはキムチ鍋(驚笑)...お腹ちと心配!
2002年10月24日(木)
やりいか煮定食@高はし 【場内】
ずいぶん前のことで記憶が定かでないが、、、
この日は朝からバタバタして昼飯ドコロじゃなかった。
出遅れたので、期待はしていなかったのだが、とりあえず場内まで行ってみると、「高はし」で未食の”やりいか”が残っていた。
単品650円・定食950円という安さに一抹の不安を覚えたが、
予想は的中、とってもお上品な量のイカの煮物。
お味は「さすが「高はし」!」のレベルだが、いかんせん量が・・・
安くても美味いモノは世の中にごまんとあるが、この店ではケチは禁物。高いモノはそれなりの理由があることを教えてくれる店である。
2002年10月25日(金)
オムコロ&肉天@キラク 【番外】
朝からお客様のところへ出向きうち合わせ。
昼時になったので同行した営業とメシを喰うことに。彼は午後一でまたお客さんのところへ帰るらしいので、あまり遠くにはいけない。とはいえ、近辺では餌場に近い店しかない。
自分は言うまでもなく、また、同行営業も「喰うために生きている」ヤツである。そこで、タクシーで芝浦まで出て、営業おすすめの洋食屋に。

今気がついたが洋食屋って「キラク」って名前の店おおいね!?ラーメン屋さんの「大勝軒」みたいなモノなのだろうか?話それついでだが、人形町の「キラク」のビーフカツはそれこそ涙が出るくらい美味い。未食の人は「喰わずに死ねるか!」リストの上位に是非載せて欲しいと思ふ...

さて、こっちの「キラク」もお昼時とあってなかなかの人気。営業お薦めの”オムコロ”(オムライスにクリームコロッケ一個付き)をそれぞれと肉天をシェアすべくオーダー。
正直オムライスにはあまり感動しなかったが、コロッケと肉天は相当いい!
コロッケは下町風の無骨な衣にとろとろクリームソースが何故か絶妙にバランス。肉天はスナッキーな味わいでビールとかに滅茶苦茶あいそう!

肉の天麩羅って美味しい!!!!!(求む!同調者)
2002年10月28日(月)
支那そば@やぐら亭&ラーメン@丸元(「元」の字をまるで囲んだ) 【ラーメン】
ラーメン屋2軒行った。一軒目はともかく2軒目は特にたいした店じゃなかったので簡単に...

一軒目は「やぐら亭」@初台。周りはチャンとした商店街。副都心から目と鼻の先なのに、居住人口が多そうな町でビックリ。
ラーメン好きなら一目見るなり、永福町の大勝軒と似ていると思うはず。事実、スープはかなり似ているが、永福町の煮干に対し、この店は”京鰹”なのだそうで、あんまり”魚魚”していない。また、スープの温度がむやみに熱くないので、旨みがチャンと味わえる。麺は低加でガッシリとした歯応えがある。意外なことにこれがスープとの相性がいい。
オリジナリティの店で評価されづらいが、しっかりとしたまじめなラーメンであると思う。

続いて、大久保の「丸元(「元」の字をまるで囲んだ)」。
お昼の部の終了間際だったためか、スープが酸化しかかって、よろしくない。それと、椎茸らしき出汁がでしゃばっちゃって、、、あまり美味しくない。ダメですね。
いじょ!
2002年10月27日(日)
『中華@よっぱーおじさんの披露宴 【番外】』
大井町で生まれて育って40数年のよっぱーオジサンが結婚!
その披露宴に出席してきた。

まぁ、いるわいるわ。「ラ」の世界の住人達がゴッチャリ。まるで大掛かりなオフ会のようである。

その中の二人がお祝いで歌ったのが、シングアウトの「涙を超えて!」。あの、かぜ耕士作詞の名曲である。まさか、こんなところでこの歌を聴こうとは、想像もしていなかったので、かなりビックリ!
(くだんのかぜ耕士氏がパーソナリティを務めていた「たむたむたいむ」がWebで復活しています。)

料理は中華だったが、不覚にも最後の焼そばまで届かず撃沈!どうも液体を体内に入れすぎたのが敗因。反省反省。
2002年10月28日(月)
きんめの煮付&魚汁@高はし 【場内】
数週間前受けた健康診断の再診結果がでた。
最大の懸案事項であった中性脂肪は325から184に激減。判定も「要精査」から、「要観察」に2階級特進。これでもまだ、健康優良児の基準には達していないのだが、それでも大幅改善だといっても差し支えないだろう。念のため断っておくが、飲酒も含め食生活には一切手をつけていない。

正に、自転車通勤恐るべし!
しかも週二回しかのってないし...昨日披露宴を挙げたばっかりのよっぱーさんにも薦めてみよう!

お昼時間になったのにイマジネーションが沸かない。
こんな時はあれこれ考えず、素直に「高はし」へ。なんか凄い人気で、10分ほどまたされてしまったよ。最近競争が厳しくなっている気がする。うーん、来週から会社が少し遠くなるんだが.....不安だ。
“牡蠣豆腐”が始まっていたが、今一気分じゃないので、旬の“キンメ煮”に“魚汁”。相変わらず身は小ぶり。で〜も、この店の煮汁に目覚めた今となっては、汁だけでもご飯が食べちゃう(笑)。魚汁は初めてだが、チョッとにおいがありますな。次回からは、普通の味噌汁にいたしましょう(笑)。
2002年10月29日(火)
サンマ焼定食@けんちん亭 【銀座】
『サンマ焼定食@けんちん亭 【銀座】』
来週大き目のプレがあるので、精神的にも身体的にも多忙!

お昼ご飯どころでなく、業務にいそしんでいると、前の部署で一緒だったヤツが誘いに来た。今月一杯で会社を辞めるヤツなので、無下に袖にも出来ず...近場の「けんちん亭」へ行く。
そういえば、あの地獄のような部署にいた頃、こいつとはここでよく飯を食った。

相も変わらず、二人してサンマを食う。

ヤツの転職先は業界最大手。本人曰く「給料2倍くらいになるかと思った」らしいが、「全然そんなことはなく」「1.5倍チョッと」だそうだ...って、十分じゃん!!!
サンマは小ぶりでやや塩が効きすぎて、しょっぱかった。
2002年10月30日(水)
鯖味噌煮@鳴戸 【銀座】
朝、スーツを着て行かなきゃいけない客先に行き、調査の打ち合わせをする。
営業が気配りの効かないオヤジな上、自分の興味とは相容れない業界の仕事なので、正直このクライアントからは早々に足抜けしたいのだが、このご時世では贅沢もいえず。とりあえず、素人の面々に「やってもいいけど、このやり方じゃ本末転倒になりまっせ!」と再考を促す企画書を説明し、打ち合わせを終える。

午後は午後で、メインクライアントにパッケージテストの結果を報告に行く予定が入っている。なんか忙しいと、食欲がわかない。

ボヤボヤしてたら、グルメ上司につかまって、シングルマザーマーケッターと珍しく3人で出かけることになった。
滅多に同席しない3人なので、自分の担当している商品の話から、クリエイティブとのつきあいかた、更には最近のCM出演タレントの話まで、熱き広告論議が展開された。思いっきり「菊川令、大嫌い」論を展開してしまい、端から見ると単なる”CMオタク”に見えたかも知れぬ...

で、鯖味噌だが、この店の煮魚は基本的に甘さ控えめ。脂のりは今ひとつだが、コクのある赤味噌仕立てで、なかなかに美味しゅうございました(あんまり覚えてないんだが...)。

久々に「美味しいものを美味しく食べる秘訣」
”食べる時は食べるコトに集中しよう!”
2002年10月31日(木)
チャーシュー麺大盛@ふぢの 【場内】
こっちをたてれば、あっちがたたず!
相変わらずの多忙にて、ランチを楽しむ余裕生まれず...(泣)

とりあえず昼になったので、「ふぢの」にダッと行って、ザザッと喰って、また、ダッとオフィスに帰り、バババと書類を作成し、チャッとタクシーでクライアントまで行って、コンコンと説明し、また、タクシーで会社にとって帰し、別件のパッケージ案の詰めたら、アッという間に一日が終わった。

「ふぢの」のラーメンは今時珍しく、”醤油がビッシッと効いて”いて美味い!化調もビッシッだが(笑)...