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2003年3月10日(月)
タンメン、餃子、チャーハン@永楽 【番外】
昨日は久しぶりに歩って外出した。

もう8年も暮らしている街だが、何時の間にか、つぶ
れちゃった寿司屋もあるし、新しくオープンした茶
店もあったりで、一月ぶりに目にするので引っ越し
てきた直後のような妙な新鮮さがある。

向かった先は「永楽」。
マイデフォルトのタンギョー(タンメン+餃子)に
チャーハンをシェア。
飢えた心が少しだけ癒された。


牡蠣もアンコウもそろそろ終わりだし、
もう少ししたら初ガツオが出始めるし、
・・・美味しいもの食べに行きたいなぁ〜

今度の検診で「もう歩ってよろしい」ってお許しで
ないかなぁ〜
2003年3月11日(火)
検診前夜
明日(もう今日だが)は検診日。
結果やいかに???
2003年3月12日(水)
ブリと中トロの刺し盛り定食@魚竹 【築地
検診に行ってきた。
先週10kg体重をかける許可がでたので、今週当たり杖から解放されるかと思っていたのだが・・・

今週から1週間は20kg、んでまたその次は30kgと増やし、
40kgになったら片松葉(カタマツバ)にするらしい。

ということは・・・

桜咲いても杖ジャン!!

そんな先まで外食自粛はできんので、勝手に解禁することにする!

で、早速今日のお昼はマスコミにもよく登場する「魚竹」。会社からは徒歩400m。(距離を気にするところが弱いが・・・)
鯖味噌が有名らしいが、残念ながら今日はそもそもメニューに無かった。

この店、店内にはメニューがない。
なので、入り口の外にあるお品書きで「本日の出し物」を確認する必要があったのだが、なんつっても初めてなので、店に入るなりオーダーを訊かれて慌てる。
反射的に唯一書いてあったような気のする「ブリと中トロの刺し盛り定食」をオーダーしてしまう。(ウ〜ン、またしても弱い!)あんまり、刺身でご飯食べる習慣無いんだが・・・

出てきたのは厚手に切ったマグロとブリがそれぞれ3切れ。
マグロはトロというよりやや赤身よりで、しっかりとした歯応え! う〜みゅ・・・
ブリは新鮮さの証であるシャキシャキ感がなく、むしろマッタリ。これは季節のせいなのか、それとも鮮度?
そ・そういえば、今日は市場休場日ではないか!?
やはり刺身は避けるべきであったか・・・?ちっ!!

という訳で、いまいちな復帰戦となったのだが、ご飯は美味しかったので、多分鯖味噌食いにまた来ると思ふ。ご飯の量も選べるしね。
2003年3月13日(木)
ビーフシチュー&カニコロッケ@ムッシュ 【築地】
明日はホワイトデーである。
妻がお返しの品を買いに銀座まで出てくるというので、待ち合わせをして一緒にお昼に出る。

しっかし、バレンタインデー&ホワイトデーの物品のやり取りほど無意味な習慣他にねーな!早くなくならねーかな、こんなくだらネェーもん!(僻んでいる訳ではない!念のため。)

行ったのは新大橋通り沿いの「ムッシュ」。創業28年目の洋食屋さんである。
前回来た時にはエビクリーム詰コロッケを食べたのだが、実はその時見かけたランチメニューの"カニコロッケ-&ビーフシチュー"がズ〜ッと気にかかっていたのだ。
洋食屋はデミグラスソース系のモノを食べてみないと判断できないからね!

結果から言うと、サービスでつくコーンスープが一番おいしく記憶に残った。ベースとなっているチキンブイヨンがかなりしっかり作られていて、味わい深い。
本命のビーフシチューはお肉はホロホロでいい感じなのだが、肝心のソースに深みがない。酸味が弱めなのは自分的には好みなのだが、今ひとつコクが薄く力強さがない。
一方、カニコロッケはなめらかなベシャメルソースが好印象だが、具のどこに蟹が入っているのか分からない。蟹の味が全くしないので、単なるクリームコロッケのようだ。これでは名前負けの感は否めない。優しい味でいいのだが、もうチョッとなんかこうフックになるモンが欲しいなぁ〜!
店の雰囲気はいいんだけど・・・惜しいなぁ。  ↓美味しそうでしょ?

昨日の復帰戦といい、今日といい、欲求不満が溜まる結果となった!
こうなったら明日は・・・(どうするってんだい?>自分)
2003年3月14日(金)
マグロかま炭火焼定食@JIGE 【築地
昨日・おとといに続き、”静養中に気になっていたお店をつぶすシリーズ”の続きで、「JIGE」という店に向かう。

この店はマグロ料理を得意し、夜は飲み屋として結構な人気っぷり!

お昼も、骨から自分で身をこそげ取る”中落ち定食”が名物。ただ今日は仕入れの関係なのか”中落ち定食”はなかったので、代わりに”カマ炭火焼”をオーダー。

一人では食べきれないような堂々としたカマが、甘辛いタレを纏ってやってきた!




肉かと思わせるしっかりとした歯ごたえの身・・・
噛み締めるほどあふれ出る脂・・・
甘辛いタレが口の中で渾然一体となって・・・旨!これは、ご飯が進みます!
これにサラダと小鉢、味噌汁で税込み1000円!お勧めです!
2003年3月15日(土)
チャーシューメン+味玉 【ラーメン】
マイタウン大井町から、大崎に移転してしまった「凛」が旧店主の弟君の手により復活した。
店の名前は「菱屋」と改まったが、店は外観も内装も旧「凛」の時のまま。
人が二人入れば身動きの取れなくなるせっまい厨房も、麺ゆでの湯気が直撃する客席も、湿度200%になろ蒸しあっつい店内も、まんまである。
唯一の違いは、ホロに大きく掲げられていた屋号がなくなったことくらい。(まだうっすら跡が残っているが・・・)

メニューは大きく簡易化され、ラーメン・チャーシューメン、それに味玉のみ。
初来店記念なのでチャーシューメンに味玉をつけた、この店最高級のメニュー(笑)をオーダーする。

と間もなくこぼれんがばかりに汁(スープとはいいがたい)を湛えた丼が現れた。

大量の背油とクッタクタに茹でられた野菜がてんこ盛りにされた丼は、改めてみると
・・・まるで残飯のようで(笑)、見慣れているとはいえチョッと引く。

これ一杯で3000カロリーくらいありそうだな!
ドロドロの汁の下には、白濁した豚臭い液体・・・二郎系は、もう少ししょうゆ味が利いている方が好みなので、やや残念。
麺は、もんの凄く柔らかい・・・というか・・・こしがない。茹ですぎというより、もともとこの柔らかさを意図した感じで、始めはいいのだが、半分過ぎると飽きる。
豚は、バラの厚切りスライスで、柔らかいのだが歯ごたえも残っていて好感触。ところが部位によって滅茶苦茶しょっぱくややヘキレキ。

ウ〜ン、復活してくれたのはうれしいが・・・足治ったら、やっぱバスでメグ二郎に行っちゃうな。
2003年3月16日(日)
インスタントラーメン@うち 【番外
お昼はスッカリ週末の定番となった袋のインスタントラーメンに卵と落として食べる。
しかし、こんなに短期間にインスタントラーメンを食べるのは、小学校の時以来だな・・・

夜はモンの凄い雨が降ると言うので、ネットで見つけた出前中心のウナギ屋で出前を取る。
注文を受けてから捌くので、配達希望時間の2時間前までに注文をしなくてはいけなという、今時珍しいことを客に要求する店なので、ちょっと期待して待つ!

(2時間経過)

待った甲斐は.......あった。

うなぎはこれでもかと言うくらい柔らかく、
タレは辛すぎず・甘すぎず、
量もまた適度でご飯がビチャビチャになるような無粋な真似はしていない。

ちょと少な目のご飯の量が、またいい!
終わりに近づくに連れ、重箱の隅に残った米粒一粒一粒がいとおしくなる。

出前をしてくれる良心的な店がどんどんなくなっている昨今(心ないケイタリングの店はどんどん増殖しているが)、貴重な店の発見である!これで雨の日の週末の食生活が少し改善!うれしいぃ〜!(泣)



この店のフカフカのうなぎを食ったら、急に関西風の皮のしっかりしたうなぎも食べたくなった。(変?)
確か、銀座の一丁目あたりにそんな店があったような気が・・・
2003年3月17日(月)
マグロブツ、たら豆腐、ヤリイカ煮@江戸川 【場内】
ご近所・ラーメンに続き本日より場内も解禁!(勝手にだが)
「高はし」か「江戸川」か悩むところだが、いろいろあれこれつまんでみたい欲望にかられ、「江戸川」をチョイス!

いつものブツと、ヤリイカ煮、タラ豆腐を一緒に行った同僚とシェアする。

閉店間際に入ったからか、今日のブツはいつもにまして大トロ交じり!
口の中でおトロケになられる感覚はいつ味わっても、官能的である。

甘辛い煮汁で煮たヤリイカは、心地良い弾力が新鮮さを物語る。

タラ豆腐は大切りでブリブリとした身が食べ応え充分!

コンビネーションについては深く考えなかったが、この3品、我ながらナイスな組み合わせであった。

同伴した同僚の感想は「幸せ度の高い昼飯」だそうで...
うまいこと言うなぁ...(感心)
2003年3月18日(火)
チャーシューネギラーメン@紅蘭 【築地
食べたいものが決まらない時、イマジネーションが沸かない時に、”とりあえず”食べるジャンルとして中華は無難な選択だと思う。
残念なことに、築地には中華料理屋が少ない。店の大小合わせても両手で数えられるほどしかなく、しかも、全体的にクオリティは高くない。

そんな中、「紅蘭」と言う店が比較的評判が良いらしいので行ってみることした・・・。

この店、夜はちゃんとした中華料理を出すようだが、昼間は”チャーシューネギラーメン”、”野菜炒め定食”と”盛り合わせ定食”しかメニューがない。、

オーダーしたのは”チャーシューネギラーメン”。
スープは一口飲んだだけでわかる、明らかな「鳥」ベース。淡い味で、ラーメンスープとしての力強さがないのでやや不安を覚える。
麺は中太ストレートで腰のしっかりとしたタイプ。
はじめ麺だけ食べてみると、案の定、スープが麺に負けている。



しばらく食べ進むと、スープの弱さが気にならなくなってきた。
五香粉の香るややクセのあるロース肉を短冊に切ったチャーシューと大量のネギがスープの弱さをカバーしているようである。どうやらそもそも、具と麺を一緒に口に運ぶことを前提に、スープは控えめに作られているようである。この辺、いかにも中華料理店でつくる麺料理らしく・・・日本のラーメンとは料理としての成り立ちが根本から違う。
こういう料理に”ラーメン”って名前は使ってほしくないなぁ。
2003年3月19日(水)
かき揚丼@いしい 【築地】
アメリカとイラクの戦争が不可避になったということで、、、
マリナーズとアスレチックスの東京ドームでの開幕戦が中止になった。

去年開催が決まってからズ〜ッと楽しみにしてて、
チケットもe-なんとかで買おうとして申し込んで、
でも外れて、
・・・・・・
諦めきれないからヤフオクで、やあっと買ったのに!
(定価で買えたので、実害は手数料やらなんやらで1000円くらい)
あ〜あ、楽しみにしてたのになぁ〜〜〜〜〜〜〜本当に残念。


しょうがないシアトルまで行くか!?

という話とは何の脈絡もないが、今日のお昼はかき揚げ丼を食べた。
この店はご夫婦二人でやっている町の天麩羅屋さん。その割には、一番お手ごろなメニューが天丼やかき揚げ丼で1500円と、かなり強気。
噂ではいっつも夫婦喧嘩をしながら接客をしているということだったが、今日は機嫌がよかったのか、二人ともにこやかであった。

かき揚げ丼に載るかき揚げは、芝えびが頻だんに使われているが、他にはネギとたまねぎしか入っていない。でも、厚みがご飯と同じほどあって、食べ応えは十分である。かき揚げをほぐしつつ、ご飯を穿り出さなくてはいけないぐらいなんで・・・
丼汁は濃い目だが、あまくはない。油がちょっとしつこいから、甘くないのは助かる。
季節のネタも載せてくれるらしく、今日はふきのとうだった。他にも柚子を載せたり、チョコチョコとして気配りが施されているのはいいですな。特に多めに供されるお新香は食べる側に立った配慮だな。箸休めがないと、こんだけくどいモンは完食出来ないからね。
2003年3月20 (木)
蘭@龍寿司 【場内
ふと思い立ち、ある決意をした...

週に一度は築地で寿司を喰うゾ!
でも一月だけ...

第一弾は場内でも、格調ではNo.1ではないかと噂されている
「龍寿司」

この店では一見さん用に、蘭(税別3000円)と菊(税別2000円)という2種類のコースが用意されている。
両方とも握り7カンに巻きもの一本の構成は変わらないが、ネタの違いが値段の違いに現れているらしい。
なんと言っても、決意のもとの行動なので...もちろん「蘭」をオーダー。(ブルブルブルっ)

今日の「蘭」ネタは
マグロ(中トロ)
スミイカ
アイナメ
赤貝
アジ
車えび
アナゴ
それにハガシ(おそらく)の巻物。

では、その一部始終をご覧にいれよう...([マネーの虎」調)

龍寿司の蘭ボタン押してください!

この店では、箸は出さず、手でつまんで食べるように促される。江戸前の寿司は口に含んだときにホロリと崩れるように柔らかく握る、だから箸でなく手で、というのがこの店のこだわりだ。
確かに、シャリは口に入れると柔らかく崩れていく・・・が、シャリそのものが柔らかすぎで、ネチャネチャしている。これは遺憾だろう!

ネタ的にも、確かに美味いことは美味いが、ビックリさせるほど抜群のものはない。あえて挙げるとすれば、赤貝の歯応えが目を引く程度。どれもこれも、築地ではこのくらい出して当然といったレベル。
看板の穴子はツメがアッサリとしすぎて、引っ掛かりがない。

さらに、7かん+巻物1本と言う構成は、流石に成人男性の食事にしては物足りない。

これら、総合的に勘案すると・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
期待が大きかっただけに、残念だといわざるを得ない。

なんか舞台から飛び降りようと意気込んだら、力んで足を滑らせたような始まりとなってしまったが、

来週も行きます。
次は、「寿司大」か「寿司文」の予定です。
2003年3月21日(金・祝)
チャーシューメン@池上大勝軒 【ラーメン】
お休みなのでお昼はラーメン。
だが...

まだ、遠くへはいけないし、2軒はしごするのもチョッと無理。
比較的近くで、且つ、一杯で充足するとなると・・・
残念ながら、我が家の近所では選択肢は極めて少ない。
真っ先に思い浮かぶのは二郎だが、先週同じ系統の「菱屋」に行ったので、池上大勝軒で知るそばを食べることにする。

2時過ぎだというのに10人ほどが行列している。開店からは既に2ヶ月ほど経つので近所の人にも無事受け入れられたってことかな?

前回はつけだったので、今日はチャーシューメン。「大盛りにしようか?」またしても誘惑に駆られたが、前回はきそうになったのを思い出して踏みとどまった。

出てきた丼の上にはペラッペラのチャーシューが5枚。
これでチャーシューメン?
本家のチャーシューメンはチャーシューだけでも200gはありそうな肉塊が載ってくる。それに比べると、なんとも貧相だ。

スープを一口...熱くて味がようわからん!
冷めてくると徐々に魚節やベースとなっている獣系だしの味わいが拡がってくるが、何か一つ足りない。

しばらく食べ進むうちにそれがタレだとわかったが、卓上には備え付けていないので、仕方なく豆板醤を入れると少しだが改善。辛味じゃなくて、塩分を補うために豆板醤入れるのって初めてかも?
それでもやはり、スープのうまみが薄っぺらで、太い大量のメンを食わせるには力不足だな!

次回(いつになるかわからんが)からはつけだね...
2003年3月22 (土)
特製ラーメン@平太周 【ラーメン
今日のお昼はバスで出かけてみよう!
...なんか、お子様のようだな。(笑)

向かった先は大崎広小路。最近できた環七の北〜の方にある店の関連店である。
本店のほうは生活圏から遠い上、夜しかやっていないので未食だった。

結論から書くと、本店に無理していかなくて本当によかった。(泣笑)
背脂のゴッテリのったスープは液体分が少なく、よくかき混ぜて食べるように促されるのだが、事実、混ぜずに飲むと脂の味しかしない。
かき混ぜるとタレで茶色く染まったメンが現れるが、焦げ臭いだけで旨みというものが存在しない。
メンは加水率の低いモソモソした食感。具は混ぜて食べなくてはいけない関係上、メンと一体化してしまい存在感が消滅。
ラーメンというより寧ろ”和え麺”だが、それにしても真の通っていない味!

だめだめである!

何ヶ月もつかな、この店?

ひっじょ〜うに欲求不満が残ったので、ファミマで売っている大勝軒の「うらめし」を買いに行った・・・・が、
売り切れだった。
武蔵の方は残っていたが、見るからに○■▲◎なファミレス飯で、買う気が完璧に失せた。(笑)

買って食う人いるんだねぇ、こういうの...
2003年3月23日(日)
坦々麺@美寿寿 & あっさりしょうゆ@元祖一条流がんこ本家客分目黒店 【麺&ラーメン】
休みだっちゅーに、プロダクションとの打ち合わせで目黒へ。
土日連チャンではずしたので、目先を変えて坦々麺を喰うべく、世界一の坦々麺サイトSo-Tasty坦々麺で検索すると手ごろな店が見つかった。

名前は「美寿寿」、タレントの奥山佳恵の実家だそうだ。そういえば、このタレント最近見かけないが・・・終わったのか?

オーダーはもちろん坦々麺。
鼻を近づけるとツーんとした酢の香りが鼻腔に刺さる。酸辛湯の香りにチョッと似ている。
ところが、スープ自体の酸味はさほど強くない。同様に辛みも抑え目で、全体的にマイルドだ!
芝麻醤は極力使わず、すりゴマをスープで伸ばしたような印象で、豚と鳥でとった中華スープの味もよく出ている。
具はひき肉そぼろと茹でほうれん草で、きわめてオーソドックス。
麺は中太ストレートでややツルッとした食感の中華麺。

突出したところのないおとなしい感じの一杯で、気合を入れたい時には物足りないが、普段食いにはちょうどよい「普通に美味しい」坦々麺であった。

で、次は目黒の駅ビルの中にできたという「がんこ」。
自分は広告屋なのだが、ラーメン屋で企画ものやらマスコミを使い、やたらPRに熱心な姑息な店は大嫌いである。がんこの場合、それに加え、ラーメン自体がしょっぱすぎて、まったくダメ。なぜ褒めちぎる人がいるのか?味覚の好みは不可思議である。

そんな訳でがんこ系の店の動向は全くノーチェックだった。目黒にできたのも、朝、目黒近辺の店を検索して始めて知った!

行ってみると、駅ビルの中でもフードコートの一角の中にあった。
「随分と安売りしたもんだ!」と思ったが、商品もそれに呼応して滅茶苦茶日和っていた!
スープは未だにしょっぱめではあるが、血圧が急上昇し血管がブチぎれるほどではなくなり、そのおかけで、いろいろ使っているという食材の味が楽しめるようになった。
麺は相変わらず、鋭角的な固めのストレート麺で、全く好みではないがスープの強さをしっかりと受け止めていて、このスープとの相性はよい。

正直がんこ系を食べて初めて「美味いじゃん!」と思った。こういう日和見は大歓迎である。
他の店も見習えば、もう変なPR活動をしなくてもすむんじゃなかろうか・・・・?
2003年3月24 (月)
チゲライス@とうがらし 【築地
何日か前に築地には中華料理屋が少ないと書いたが、
中華料理屋だけでなく、焼肉屋も少ない。というか、知っている限り一軒しかない。

その唯一の店、実は前から店の存在自体は知っていて、気にはなっていたのだが、そもあまりにも食べ物屋らしからぬ外観に足がすくんでいたのだ。(しまった、写真撮るの忘れた!)昼は”石焼ビビンバ”と”チゲ”しかメニューにないらしいのだが、なかなかに評判がいいので行ってみることに。

中に入ると、外見と同じく、やっぱりボロ(笑)で、おまけに狭い。
驚いたことに2階があり、そちらに通される。2階は座敷で、4〜5人が座れるちゃぶ台が3卓並んでいるが・・・やはり内装に対する気遣いはどこにも見当たらない。(笑)

チゲはライスのほかにウドンやラーメンもあるが、初回なのでオーソドックスにライスをオーダー。

しばらくして出てきた石鍋の中では、真っ赤なスープがボコボコいっており、その中で、豆腐やら、韮やら、玉ねぎやら、椎茸やら、卵やら、牛肉片やらが、無造作に煮込まれている。こいつをお下品にご飯の上にジャバジャバとブッかけて、かっこむ!.....と、

こいつはかなり美味い!

スープのベースは牛の間接部分だと思うが、大量に煮込まれている玉ねぎから出た甘みが出しの旨味と交じり合い、また、少量使われていると思われる化学調味料と相俟ってジャンクでクセになる味わいを醸し出している。

見た感じ辛そうではあるが、意外にも舌で感じる限りではたいしたことがなく、辛いものが苦手な人にも抵抗なく食べられるレベル。それでも不思議なことに、のどを通ってからは体中がポッカポカ。寒い時はありがたいかもしれない。(今日は20℃近くあったらしいが・・・)

この分なら、夜の焼肉もかなり期待できそう...
ぜひまた来てみたいと思ふ。
2003年3月25日(火)
メンチカツ@とんき 【築地】


雨降りである。

松葉杖生活を強いられている自分にとって、今一番苦手なのが、「モノを運ぶコト」である。

もちろん、両手がふさがってしまうからなのだが・・・
ということは、傘が差せない。

となると、稼動範囲が極めて狭いエリアに限定されてしまう。

会社の一階にはコンビニも入っているが、あそこで売っている餌で命を繋ぐくらいだったら、
大枚はたいてビル内にあるクイーンアリスにでも行く方がなんぼかマシ・・・・・・かな?

苦悩すること30分、お隣のビルの「とんき」に行くことにした。
前回、牡蠣フライを食べに行った時に目をつけておいた、この店のナンバーワン人気メニュー"メンチカツ"がターゲットだ!

オーダーしてから、待つこと10分。直径12〜3センチ・厚さ3センチはあろうかというメンチが2枚、計300グラムはあろうかという巨大な物体が運ばれてきた。
きつね色に揚げられた肉の塊からは、目の前に置かれるなり、食欲をそそるこうばしい香りが立ち上がる。加熱された豚肉の香りが、玉ねぎの香りで覆われたなんとも食欲をそそる香りである。
このメンチ、表面は薄ゴロモに覆われサックリとした食感だが、中はしっとりと肉汁を湛えている。どうやら、豚肉と玉葱以外は入っていないようだ。
具自体にも軽く塩味がついていて、軽くソースを振る位がちょうどいい。
時折、練り辛子を加えて、変化を加えてあげるのが、この巨大な物体を飽きることなく平らげる秘訣かも!?

「週一はつらいけど、2〜3週間に一度くらいなら食べてもいいかな?」くらいの満足度・・・でも、春は3日に1度雨が降るんだよな...
2003年3月26 (水)
マグロ顎焼き@魚四季 【場内
検診日である。
右足に許されていた負荷上限が10kg増えて、今日からは40Kgになった。すでに体重の半分以上である。
こうなると、杖を2本もっている意味はなく、いよいよ一本杖となった。
しかも、嬉しいことに、来週からは杖なしでよいという。
ギブスを外してもらった時も、喜びはヒトシオであったが、、、今度は解き放たれた気分である!

一本杖で身軽になったところで、早速、市場へ繰り出す、と行きたいところだったのだが、
残念ながら本日は休市日。
しかしながら、今週はサカナ度の低いランチが続いていたので、是非とも魚類を食べたい!

もしかして...一縷の望みを託して調べると「魚四季」は休市日にも関わらず開いているようだった。
さすが場内の端の端にあるだけのことはある。

すでに初鰹もお目見えし、迷いはしたものの、”マグロの顎焼き”を食べることにした。
カマや頬肉は、築地ならメニューに載せているところは他にもあるが、”顎”は自分が知る限りここでしか食べることができない。

塩焼きにされた”顎”は、おろしポン酢とともに供される。サッパリと食べさせようという寸法だ!
カマに比べると、一つ一つの繊維が大きく、口の中で解れていく感じ。カマのように筋肉の持つ弾力はないが、脂ものっているし、これはこれで楽しい食感だ!
これで、カマ・顎と食べたので、来週は「たけだ」で尾の身のステーキでも食うとするか!

顎肉もさることながら、今日の出色は”青海苔の味噌汁”だったことを最後に付け加えておこう。
2003年3月27日(木)
インド@タージマハール 【カレー】
携帯を変えた。
会社のお付き合いで、FOMAの最新機種が格安、正確には事務手数料のみ、で手に入るという話にのったのである。

告白すると、これまで使ったいたやつは実に6年も前に買ったやつで、メールもi-modeもなんもできない、文字通りの「携帯できる」「電話」だったのだ。(しっかし、ナンデ古い携帯を使っていると気恥ずかしいのだろう!?いいじゃん、ちゃんと話できるんだから>って誰に行ってんるんだろう?)しかも、アドレス帳も使わず、電話をする際にはイチイチ手帳を拡げていた。
さて、こんな自分がいきなりFOMAである。
ムビーメールだ、うんたらモーションだら機能満載のこの”電話”、使いこなすことができるのであろうか?.....不安である。

その携帯を取りに新橋ま、で行く用事ができたので、皆が薦めるインド風カレーの店「タージ・マハール」へ行くことにする。

最初はデフォルトで、鳥肉が入った”インド”。
ルーは、ジャバジャバっていうか、サラサラっていうか...とにかく粘り気はまるでない!
”その液体”の表面には、スパイスの残党らしきかけらが浮いている。液体自体も濁った色合いで、、、、まぁ決して美しいとは言えんなぁ。
ねぇ、見栄えはなんてことないでしょ!?

でも〜ぉ....これが、一口目から、めっちゃ辛いんだが、キリリとして美味いんだわぁ〜
多分、塩の味・出汁の味・スパイスの味が一体となってるのがポイントじゃないかなぁ!?
へったくそなカレー屋だと、スパイシーなんだけど、スパイス一つ一つがばらばらになっている店もあるけど、見事にこなれて尖りはまるでない。    おいしいです。(礼)





会社にもどって、早速、i-modeでラーメンページを検索したら...

「i-mode未契約」だと...

だめじゃん...
2003年3月28 (木)
小エビてんぷらカレーうどん@虎杖 【場外
築地の場外、特に飲食店は古く小さい店が多い。数十年前から同じ光景が展開されているような気もするが、実は微妙にではあるが、お店が入替わったりする。

今年の初めに、突如”京風うどん”の店ができた。聞くところによると、母体は京都の創作日本料理の店だそうで...しかし、なぜ築地で、しかも、知っている人でなければ決して足を踏み入れないような場外の奥地で、”京風うどん”なのか?必然性はまったくない!

メニューにわざわざ”甘きつねうどん”と書かれているように、この店のうどんは全体に甘い!うどんに詳しい同僚に言わせると、これが正統派の”京風”うどんの味なのだそうだが、東京で生まれ育った自分の舌には、ややもすると甘すぎる。築地も下町なので、”甘い”味付けの店が多いのだが、ほとんどの場合、しょうゆと合わせた甘辛味の中での甘さである。「虎杖」の場合、しょうゆ味がない(目立たない)分、余計に甘さが際立ってしまっているような気がする。

さて、本日食した”小エビてんぷらカレーうどん”だが、上に生クリームがかかっているせいか、やたらとまろやかでほとんど出汁の味がしない。まるでカレー味のポタージュのような味である。
自分的には、カレーうどんはしょうゆ味のダシとカレーという、2つの異物が融合し作りだすバランスこそ命であると考えているので、このカレーうどんの評価は低くせざるをえない。あまりにカレーうどんの「うどん」部分のアイデンティティを消しすぎである。(確かに麺だけはうどんであるが・・・)
上にのった海老天はプリプリとした身がはちきれんばかりで、大変よい。が、デフォルトのカレーうどんに比べ、海老天3つで300円、すなわち海老天一つ100円の価値があるかは疑問である。

よく考えたら、昨日カレーを食べたのに、今日カレーうどん・・・学習してないなぁ。
2003年3月29日(土)
肉入りラーメン@まわたん&つけめん@ラーメンビッグ 【ラーメン】
髪を切りに行った。足を折る前以来なので、2ヶ月以上ぶり!
あ〜あ!サッパリした。

頭もサッパリしたところで、溜まりに溜まった「気になるラーメン屋さん」潰しを再開。
一軒目は戸越の「まわたん」。某所で「二郎チックな味の店」として噂の店である。
結論から書くと、「豚の肉と脂から抽出した濃厚な豚エキススープ」、そのスープを引き立てる「塩分の輪郭がはっきりしているしょうゆダレ」と大量に投下される「化学調味料」。さらに、その強烈なスープに対抗するぶっとい麺。これら「”二郎”を”二郎”たらしめている要素」をすべて控えめにし、目立たなくしたようなしょうゆラーメンであった。
おそらく背脂から出たと思われる甘みとキャベツから溶け出した甘みが、タレの辛さと喧嘩しながらも特徴あるスープを作り出している。表面には脂が層をつくり、見た目油こそうだが、実際に飲んでみると意外に気にならない。
麺は極太の平たい多加水麺だが、形状の割りに特徴がなく、記憶に残りにくい。
欠点といえば、全体的に”ぬるいこと”。具がスープの温度を下げてしまっているのだが、何のために載っているのかわからないキクラゲは特にいらないんじゃないか?

不満はあるものの、味的には「近所にあれば、年に何回かくるかな?」レベルなので、頑張ってもらいたいものだが、繁盛店にはどこに行ってもみなぎっている覇気が、この店からは感じられない。
居ぬきで入ったのがバレバレの店内、狭い間口と控えめな看板、決して人通りが多いとはいえない目立たない立地、などなど。素人が見ても苦戦しそうな要素に満ち溢れてる。
気弱だが人のよさそうな店主なので、応援はしたいが、ハッキリいって将来が不安。

さて、場所を武蔵新田に移して、「ラーメンビッグ」。
このセンスのかけらもない店名からも想像できる通り、見た感じは街道沿いよくある「餌を出す」ラーメン屋となんら変わりがなく、全くそそらない。事実、自分も知り合いが書いた「取材拒否の激うまラーメン店」という本でその存在を知らなかったら、一生訪れることのなかった店だと思う。
本の教えの通り”つけめん”をオーダーすると、スープのようになみなみと注がれたつけダレが出てきた。
海苔と若布の香りが立ち上るつけダレは、いい具合に酢と唐辛子が効いて食欲をそそる。更にいいのは”塩”の加減!微妙にしょっぱめに味つけられたこの絶妙の塩梅が、つけダレ全体を引き締めている。
麺は正直平凡だが、このつけダレだけでも再訪の価値は十二分にある!

店も見かけだけで選んではいけないということですね...反省。
2003年3月30 (日)
ラーメン&坦々麺@キッチン喝 【番外
家で急ぎの仕事をしなくてはいけない関係で、お昼は近場で済ます。

家の近くで「キッチン喝」という名前のクセに、ラーメンののぼりをだして、前面に打ち出している店があるというのでいってみたのだが・・・。

ラーメンは、鳥と豚の獣系のダシを中心としたスープ。冷めてくると粘度が高くなるので、たぶんゼラチン質がよく出ているのだろう。味的にはこれと言って突出するものはなく、普通にうまい。そして、その”うまさ”を支えているのが、かなり大量に使われている化学調味料。もしかしたらタレは業務量を使用しているのかもしれない。

という訳で、別にラーメンが気に入ったわけでもないのだが、メニューにあった坦々麺も気になったので食ってみた。が、やはり、予想通り、どこにでもありそうな坦々麺であった。変わったところといえば、具のひき肉にアーモンドをあわせてあるところ位。(カシューナッツやピーナッツを使うところが多い。)坦々麺を食べないと死んでしまう不治の病(んなモンあるかい!)にでもかかったら、また来ようと思う。

という訳で昼はいまいちだったので、夜は前回好評だったうなぎの出前をとった。チョッと角度を変えて取ってみたが、あまり代わり映えしなかったので肝吸いも撮ってみたが、どんなモンでしょう?
2003年3月31日(月)
牛丼大盛り@大盛り 【場外】
今週はのっけからバタバタ。
「いかんなぁ〜!お昼くらいゆっくり食べようよ!」、という悪魔のようなもう一人の自分の誘惑を断ち切り、場外でクイックランチ!
カレーと牛丼の合いがけで有名な「大森」へ!
今日は合いがけではなく、牛丼大盛り。ここの牛丼はお肉から脂が抜けてボロッとしているところが好き。あと、味の染みたお豆腐もお豆腐好きにはたまりません!
難を言えば、知るが少ないこと。汁だくってやってくれるのかな?
写真を大きくして細かい描写を避けようという魂胆がミエミエだがご勘弁願おう。