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2003年6月1日 (土)
つけめん1.5@麺屋 翔丸&ラーメン@平石【ラーメン
中央線沿線のラーメン屋2軒いってみたが・・・両方とも、ウ〜ムだったな。
ということで簡単に、、、一軒目は「麺屋 翔丸」。

一見するとよさげなのだが...顔を丼に近づけると、強烈な魚の匂いが鼻を衝く!香りではなく、正に”匂い”。しかも、かなり生臭に近く、魚好きを自認する自分でもやや霹靂。ましてや魚が苦手な人には、つらいだけの時間を提供する味だ!...これは、食べ手を選ぶわ。麺は、モチモチした極太麺で、いい感じなのだが、いかんせんつけ汁がこれだと・・・

続いて、高円寺の平石。
これまた、煮干の香りがプンプンの一杯だが・・・タレなんだか、出汁なんだか、スープが酸化していて嫌!
後味にエグミも残るし、料理あんまり上手くないな、この店の料理人は。
同じ、煮干を使うんだったら、舌に滲み入るような深みを出して欲しいなぁ・・・あ〜、メルシー行きたくなった。

2003年6月2日(月)
中オチ定食@マックモア 【場外】
午後イチにアポがあるので、早めにランチに出る。
この時間なら、自分で骨から身を剥ぐ”中オチ定食”にありつけるだろうと「JIGE」に向かうが、メニューになし。この店の存在を知ってからかれこれ4ヶ月以上になるが、一度も食べられたことがないっつーのはどういうこと?

モード変更するのも大変なので、中オチ求めて”マックモア”へ。
カマトロもあったけれど、今日は舌よりも、目が、真っ赤な刺激を求めている...ということで、初志貫徹!

じゃん!

どうよ、この赤?

この店の中オチは、いかにも「骨から剥いできました」的な不揃いさが良かったりする・・・
大き目の切り身(剥ぎ身)は、下品に醤油にドップリとつけて、ご飯と一緒にかっ込んじゃう.....ん〜っ、フレッシュ!
視覚もさることながら、舌の求めにも十分応えてくれたランチでした!
2003年6月3日(火)
金目の西京焼き@高はし 1300円 【場内】
掲示板をご覧いただいていない人はご存知ないかも知れないが、昨日発売の週刊現代には自分のコメントも載っている築地特集が掲載されている。ということで、その反響を見にいきがてら「高はし」へ行く。
が、店内満席ながら行列はなし...影響力ゼロだな(笑)!

待っている間にオーダーを考えてて、今が旬の時鮭に9分9厘心を決めたのだが、値段の安さに一抹の不安を覚える。(注:この店の安ネタは概して量少なめ)
肉豆腐をつけてボリューム感を出そうかとも思案しているところに、”金目の西京焼き”を発見!
タイミングよく店内から、「焼物ならお先にオーダーどうぞ!」と促され、そのままオーダー。
う〜む、これも小さい(笑)。値段の問題ではなかったようだ・・・ね。

しっかし、こんがりと焼かれた皮目から箸を入れると、ジンワリと脂が溢れ、口の中には涎が溜まる。
味は、甘すぎず、かといって、しょっぱすぎず、魚の本来の味をそのまま生かした、極めて上品な味わい。
噛み締めると立ち上がるお酒のほんのりとした香りが、箸を進めてくれる。
切り身自体は小ぶりだが、つけあわせで出していただいた切干大根・ほうれん草の胡麻和え・ニシン煮、きゅうりとクラゲのごま油和え、それにタップリの御新香で栄養的にもバッチリバランスの取れたランチとなった。

他の人が食べていた時鮭は見た感じ、小さくはないが脂ののりが今ひとつでパサついているように見えたが、実際のところどうなのだろう?

若旦那と常連さんのお話だと、明日は”鯖味噌”を出すらしい・・・
連ちゃんになってしまうが、どうする?(>自分)
2003年6月4日(水)
H(ウニ・中オチ&寿鮮えび丼)@大江戸食堂 1600円 【場内】
連ちゃんで「高はし」の鯖味噌か?未食の東卸の銀むつカマ煮か?
一晩寝ずに悩んだが(嘘です)、結論が出ず・・・市場内外を徘徊する。

まづ通りかかったのが「そとがし」。メニューは”サンマの開きとなんとか煮(忘却)”。ウ〜ム(腕組)、、、そそらない。
続いて、有力候補の「東卸」。店の外にある「東京ではここでしか食べられない」という”銀むつカマ煮”のコピーには惹かれることは惹かれるが・・・そもそも”銀むつ”って表示、もう使っちゃいけないんじゃなかったか?正式名称は”マゼランアイナメ”というらしいが()、そう言われると、確かに全然食べたくなくなるから不思議だ!

で、「高はし」にいってみるが・・・”鯖味噌”終わってるし...
しょうがないので、「大江戸食堂」で前から気になっていた、寿鮮エビ入りの丼を食うことにする。

大概の店というものは、天麩羅屋だったり、寿司屋だったり、店のアイデンティティを規定することが可能だが、この店に限って、何屋だか言い当てるのは無理(笑)。ラーメンはじめ中華系の麺料理あり〜の、洋食メニューあり〜の、和食の定食モノあり〜の、生鮮ものあり〜の、自分が知る限りにおいて、築地一のメニューバリエーションである。(節操がないとも言える(失礼))

目当ての寿鮮エビは以前「大人の週末」で築地特集が組まれたときに紹介されてた食材で、なんでもブラックタイガーを生食できるように品種改良したものらしい。
その素性のみを聞くと、全然食べる気が起きないのだが、薄オレンジの文様の入った半透明の井手達は、いかにも甘エビチックな味を想像させ、「美食好奇心」を擽られる。
その寿鮮エビに加え、中オチとウニを組み合わせたら1600円にもなってしまった...まぁ、美味ければいいのだが・・・・・

さて寿鮮エビだが、シャキシャキとした食感は確かにこれまで食べたどのエビにもない食感ではあるが、期待していたような甘みは全くと言っていいほどない。似ているモノを無理やり探すとすると・・・茹でた蝦蛄かなぁ?正直あんまり美味しいものではない。

かんなりガッカリだが、小ぶりながら甘くとろ〜んとしたウニが、かろうじて心を支えてくれた。


なのに、、、帰りに「高はし」の前を通りかかると、店内に”鯖味噌煮”の札がかかっているのを発見!


地団駄ふみふみ職場へと戻る結果と相成ったとさ、、、ちぇ!
2003年6月5日(木)
豚しょうが焼き@八千代 880円 【場内】
前の晩からグリーシィーで、こてこてのおしょうゆ味のものを身体が欲していた。

道すがら「高はし」の前を通りかかると今日もあるでないの、”鯖味噌煮”。
でも、今日の身体が求めているのは、味噌ではなくしょうゆ味!
後ろ髪引かれる思いでその場を後にし、飛び込んだのはエビフライで有名な「八千代」。
今日はここで、”豚しょうが焼き”を食う。

一般に豚のしょうが焼きというとロース肉を使った歯ごたえガッシリポークソテー版と、薄切りばら肉を用いたタレジャブジャブ型があるが、「八千代」は後者。そして、自分の好みもまた、この学生街で出会うような”タレジャブジャブ”型である。

大量のキャベツと一緒に盛られた豚バラ肉はほどよく脂身を纏い、期待通りのグリーシィーさ!皿全体から立ち上る生姜のツンっとした香りが鼻を衝き、食欲を駆り立てる。
堪らず一片を箸でつまみ、ご飯と一緒にかっ込むと、、、甘辛いタレが口中を覆う。醤油とみりん、そして豚の脂が本来持つ甘みが三位一体となって・・・
んまぁ〜

もうこうなると、箸を持つ手は止まらない。豚・飯・豚・飯、タレが絡んだキャベツキャベツ、また、豚・飯・豚・飯、時々御新香、また、豚・飯・豚・飯・・・・と一気に完食。食ってる最中は文字通り無我夢中。脳波検査をすれば、α波が出ていたに違いない(笑)。
実にスピード感溢れた、エキサイティングなランチタイムであった。
2003年6月6日(金)
ヒラマサ照り焼き&中オチセット@魚竹 1450円 【築地】
午後からはシチューの座談会を控えており、ゆっくりお昼を食べている時間がない。
そこで最近のクイックランチの定番「魚竹」へ。
並んでいる先から、メニューが代わり焼き魚が”鯖塩”から”ヒラマサ照り焼き”に変更になった。つくづく鯖に嫌われているようだ。
で、オーダーは”ヒラマサ照り焼き+中オチセット”。
ヒラマサは刺身以外でははじめて食べたが、、、ブリのようで、ブリほど魚らしさというか癖がなく淡白。ディープな魚好きには、もしかしたら物足りないかも知れないが、そこは濃い目のタレでキッチリとご飯のオカズに仕立ててくれている。この辺、ご飯自慢のお店の本領発揮と言ったところだろうか。
見ての通り、自分の所へはアタマが来たが、他の人は切り身。骨と骨に挟まれた身をほじくり出しては、辛目の醤油ダレに浸し、ご飯に乗っけて一気に頬張る!ク−−−−−っ!笑っちゃうね!
中オチは少し色が悪いが、臭みなどは一切なく、フツーに美味い。今、生のマグロが美味い時期だから、しっかり食べとかないと・・・
時間がない割りにはいい昼飯だったな。
2003年6月7日(土)
醤油ラーメン+味玉+チャーシュー飯@メンクイ 1000円 【ラーメン】
土曜日だというのに、昨日に引き続きシチューの座談会のため出勤。サラリーマンの鏡だな!(笑)

その前に軽く一杯、ひっかけて行くことにする。あ、お酒じゃなくてラーメンね(笑)!
行ったのは高輪台の「メンタツ」。
港区民を20数年もやったが、この辺りは行きにくい上、ろくなラーメン屋がないので、ほとんど足を踏み入れたことがなかったエリアだ。ラーメン屋さん的には、住民もそこそこいるし、競争がほとんどないので商売はしやすい好立地といえるだろう。

さて、この店のラーメンだが・・・
アゴだし(らしい)を中心に、濁らせることなく丁寧に作られたスープは、旨味がジンワリと口の中に広がっていき、正直スープ単体としては、かなり美味いとおもう。但し、ラーメンのスープとしてはインパクトが弱すぎて、2度3度と足を運ばせるには、引力が足りない。特に、歯ごたえのしっかりとした加水率低目の麺を使っているため、麺の個性にスープが負けてしまっているので、スープの弱さがより際立ってしまっている。
昔、「武蔵」がやったように”香油”を足して、わっかりやすい味にするか、麺をもう少し口当たりが柔らかで小麦の味の抑えたタイプにするか、で随分印象も代わりそうな気がする。

夜は妻と自由が丘の「二八そば さらしん」にそばを喰いに行く!
そばの前に、まずは同僚にも進められていた”焼酎の蕎麦湯割り”を、旬の走りのアナゴ天をアテにして一杯。
これが、なかなか、飲み口はまろやかなのに、後口はサッパリ。しかも、身体の芯から温まる感じがする。天麩羅の油っこさも、スッキリと洗い流してくれて、酒飲み・美味いもの食いにはもってこいの食中酒だな。
アナゴは、そろそろ旬ということで、大分実も厚くなってきた。サクッとした衣がまた心地よい。

さて主役の蕎麦は前々より写真ではお馴染みだった”牛しゃぶそば”。
肉は、はじめ生なのかと思ったが、汁が熱々で見る見るうちにまっ茶々に。なるほど、しゃぶしゃぶだ!
このメニュー一見ゲテモノに見えるが、エグミが出る寸前まで濃厚に取られた力強いカツオのだしと、輪郭のはっきりとした”かえし”で作られた汁が、牛肉からでた旨味をしっかりと受け止めて、実に深く広がりをもった味わいを作り出すことに成功している。素晴らしく計算された完成度の高い逸品と言っていいと思う。
こういう蕎麦汁と肉の旨味の出会いが生み出す味わいを、ラーメンのスープに転用しようと考えた人間がいるようだが、、、これは、蕎麦のままの方が何ぼか美味いでしょ。
2003年6月8日(日)
小W@メグ二郎 700円 【ラーメン】
今日も自宅でやらねばならぬ仕事が一杯。本当にサラリーマンの鏡だな、表彰ぐらいして欲しいわ!
という訳で、遠出はできずメグ二郎へ...日曜もやってるから便利だネェ〜

今日もココのところのマイデフォルト、”小W”。
スープが少しライトだが、代わりにかえしがビッシビシに効いている。暑いから、塩分補給にばっちグ〜(親指上げる)!
今日もα波出しまくって完食!あ〜旨!
2003年6月9日(月)
イサキの塩焼き@高はし 1150円 【場内】
最近、近所のスーパーが生鮮食料品売り場を改装した。昨日、久しぶりにじっくりと新しくなった売り場を見てみると、尾頭付きの魚が、種類も数も以前よりズーっと増えていて、ビックリ!
お手抜き、お手軽、お気楽主婦が増加してる昨今、時代に逆行した勇気ある提案だと感心していて見ていたが、買っていくのは年配の主婦ばかり。さもありなん・・・
その売り場で、スルメイカや鯵と並んでブイブイ言わせていたのが今日食べたイサキ。
こんがりと焼き目のついた魚体からは、”塩”が脂と溶け合って焼かれた時に生じる独特の香ばしさが立ち上がってくる。塩を振る技術、火を通す技術にはさすがのものを感じるが、素材をいじっていない分だけ、この店の芸術的な一夜干しシリーズのように大きく心揺さぶられることはない。
煮魚の時の煮汁にせよ、やはり一手間かけた仕事が感動を引き起こしているんだなぁ〜(シミジミ)...

先週放送されたTVチャンピオンの食玩王選手権をビデオで見た。
実は製作プロダクションから、自分の写真の使用許可を求められていたで気になっていたのだが
、、、、こういうことだった↓
ついでに番組自体も通しで見てみたが、この番組の本領である感心・驚嘆を引き起こすに値する大変面白い仕上がりになっていた。この番組をみて「すっげーっ」と思うことはもう一生ないと思っていたが、さすがマニアの多い分野は濃いなぁ〜(笑)。感心しました、いや、マジで。
2003年6月10日(火)
中華そば&半チャーハン@ふぢの 1000円 【場内】
唐突だが、
キンキを食べよう!
キャンペーン実施中

ったく、なんでこうオーバーリアクトするんだろうネェ〜、日本人てやつは・・・
需要が減って、値段が下がるだけなら大歓迎だが、供給まで不安定になるから食べ控えはやめて欲しいワ!
いい、注意を促されてるのは、妊婦だけ!

全然脈絡はないが、お昼は久しぶりに「ふぢの」で”中華そば”に”半チャーハン”。
相変わらず、太くコシのしっかりとした麺と、醤油と化調がビッシと効いた肉エキス満点のスープで、食後の「ラーメン食ったぞ!」感は滅茶高い!チャーハンも香ばしさプンプンでいかにも「やきめし」然としていて、なんかいいぞ!

夜は築地魚河岸のHPの管理人をされているしゃけこさんのところで買った、”昔ながらの超辛口紅鮭”を焼く。
これがその名に恥じぬ、お塩ののりで・・・焼いてるそばから塩が浮く。・・・・す・凄いです...
TVチャンピオンのスタジオ撮りの際、司会の田中義剛氏が「鮭食べてもしょっぱくないと、ガッカリしちゃうんだよネェ」などと述べておったが、彼はこの”超大辛紅鮭”を前にどんな反応をするのだろう!?

丼飯4杯は食えるなこれ一切れで...大マジです!
2003年6月11日(水)
A定食@三綺亭 1500円 【築地】
今日は休止日。未食の焼肉屋の消化にいったのだが・・・
サラダも、肉も、キムチもご飯も一編にお盆でボンと持ってこられる。
1500円もするのに、このサーブの仕方はなかろう!(怒)

美味しいものを美味しく食べるには、それなりの期待感の高ぶりが必要だし、その期待感を高めるのも、店側の重要なサービスの一つだと思う。
こういう、客がどういうサーブをされたら、より気持ちよく食べれるかに気を配らない店で美味しいものに巡り合えることは極めて稀で、、、残念ながらこの店も例外ではなった。
肉はそれぞれにジューシーで悪くはないが、悪くないだけで良くもない。この値段であれば、この程度の肉にはどこででもありつける。もう少し、こう米が美味いとか、タレが変わってるとかないんかね?ハッキリ言って褒めようにも、褒めるところがない!
いくら築地には焼肉屋が少ないからといって、珠玉の魚料理を横目に、あえてこの店に再びこなくてはいけない理由は・・・・肉欠乏症で後三日の命を宣告された時くらい!?いや、それでもココにはこないな!(笑)
2003年6月12日(木)
かき揚げ丼@黒川 1300円 【場外】
超超超、久しぶりに天麩羅の「黒川」へ!
超超超、久しぶりなので、ホタテごろんごろんの”かき揚げ丼”。
相変わらず、ごろんごろんだぁ〜(喜)写真じゃ良くわからないけど・・・
しかも、このホタテ、噛み締めるほどに甘みが出てうま〜い!加熱したからこそ味わえる、料理の醍醐味だな。
いつも、ホタテばかりに目が行って、一緒に入っているエビはあまり気にしていなかったのだが、これがなかなかプリップリの上、味も濃い。よっぽどいい素材つかってるな、これは。
丼ツユは、甘からず辛からず、量も少なからずベチャベチャにはならず、油っぽさも嫌味なこともなく、、、過剰なことがないのがこの丼の真骨頂だな!
2003年6月13日(金)
薬膳スープ麺 麻辣@孔家飯店 1000円 【銀座】
食べることへの関心の度合いと、昼飯を食いに歩く距離は比例する!
自分に向かって「築地はあんまり美味しいお店がないネェ〜」と言った人がいるのだが、訊くと、オフィスのあるビルから100m以内でしか食事をしていないらしい.....処置なしである。

さて今日は築地にあるオフィスから、銀座の街の端っこまで出かける。向かうは、本格四川料理の店「孔家飯店」。この辺り、桃花源と趙陽もあって、四川度合いがやたらと高い

麻婆豆腐なんかもお勧めらしいが、辛さが自慢の薬膳スープ麺の麻辣にチャレンジ。
見た感じスープ一面が真っ赤かで、いかにも辛そうである。
が、、、確かに辛いことは辛いが、泣いちゃうほどではない(笑)。

以前は本当に途中で食べ続けるのを断念したくなるほど辛かったらしいが、あんまりにも辛すぎたのが不評でかなりトーンダウンさせたらしい。今となると、一度はその辛さを体験してみたかった気も・・・ちと、残念!

この類のスープだと辛味が味覚を圧倒して、旨味自体がかき消されてしまうことが多いが、このスープは旨味の上に辛味が上手い具合にのっかっている感じで、海鮮と鶏のだしが効いたスープベースも味わうことができる。
麺は低加水で歯ごたえがしっかりとしたタイプ。逆に加水率の高いフンワリ食感の麺をあわせても面白いとは思うが、個性の強いスープに負けない賢明な選択だといえる。
具は、青菜にイカ・エビ・ホタテの海鮮類。やや量的に寂しいのが残念。あと200円位高くてもいいから、もう少し充実させてくれるとより嬉しいかな...

ガッと食って、ドッと汗を出すのにもってこい。熱い時こそ食べたいね!
2003年6月14日(土)
じゃこてんうどん@めん処 ちどり 【番外】
近所に和歌山ラーメンの店ができたというので、行ってやったら
「本日 16:30から 来てね!」だと!
ちゃんと、昼間っから、店開けらるようになってからオープンしろよなぁ(怒)
しょうがないので、閉店ギリギリのイレブンにすべり込もうとタクシーで駆けつけたが、タッチの差でアウト!
泣く泣く、元の場所にもどり、一度も開いていたところを見たことのない謎の路麺店へ。
宇和島産だというジャコ天を載せたうどんを食うが・・・
汁は醤油の味しかしないし・・・
うどんは3年前に茹でたんじゃないかって感じで・・・
ハッキシいって、かなりマズイ!
この週末、暗雲立ち込めまくりだな!
2003年6月15日(日)
ころうどん、冷やし肉うどん、豚角煮@でらうち 2000円 【番外】
仕事じゃ〜!(ほんと、マジで表彰して欲しいワ!)という訳で、遠出はあきらめ、ここんところ数回に渡って振られ続けた「でらうち」へ!
お〜お〜、並んどる、並んどる!もうすっかりメジャー店への仲間入りやねぇ〜(笑)

いつもはお得なカレーうどんとのセットに目が行ってしまうのだが、今日は値段には目をつむり”豚角煮”、”ころうどん”、そんでもって”冷やし肉うどん”の豪華3本立て。

まづは”角煮”が、煮卵を添えて登場!
箸で切ろうと力を入れると、脂の層がトロ〜ンと溶ろけた姿を現す。この脂から出た甘みと官能的な舌触りといったら、、、角煮ってのは、つくづく脂身を食わすための料理だと思ふ。(シミジミ)

続いてうどん登場!乞うご期待!(続く)
2003年6月16日(月)
チャーシュー麺@イレブンフーズ 【ラーメン】
ヤ・ヤバイ!夕方の打ち合わせ用の資料ができてない!
やはり、週末自宅作業に過度の作業効率を求めたのが失敗だった...
という訳で、昼ごはんを食べている時間が危ういので、早起きして朝イレブン(<おいっ)。

以前は10:00を過ぎないとできなかったチャーシュー麺が、今日はなぜかオーダーOK!
う〜ん、さすがに厚さ1.5cm−2cmもある肉塊を4つも食べると、「肉食った〜」感に満たされるなぁ・・・しかも、朝っぱらから(爆)。
食べてる最中は、口の中をサッパリとさせいいアクセントの役割を果たしていた生玉葱が、食べた後、匂うんだわ、これが!
”爽やか吐息”一杯なめよ(笑)!
2003年6月17日(火)
抜く 【ぐっすん(泣)】
時間と・・・
食欲がなく(え〜っ!ほんまかいな>自分)
お昼を抜く...
何て可哀想なんだろう!(>自分)
2003年6月18日(水)
マグロブツ、白いか焼き、肉豆腐@江戸川 1500円位 【場内】
昨日は昼を抜いた上、夜もファミレステイストのものを食してしまい・・・心が荒み切りました。(泣)
「このままでは、心身ともに変調をきたす!」と言う訳で、心と舌のリハビリに、久しぶりに「江戸川」へ行く!

そろそろ市中ではスルメイカも出始めではあるが、
前回の感動が忘れられず、また”白いか”を焼いてもらい...
このイカ独特の柔らかくねっとりとした食感を堪能。

続いて、マイデフォルトのブツ。
こっ、これは・・・オオトロの刺身とちゃいますか???これで、マジで600円!?
ここでブツとって、ちょこっと醤油に浸してご飯にのっけて自家製マグロ丼作ったら、築地イチコストパフォーマンスのいい最高のマグロ丼になるな!

でもって本日のチャレンジメニュー”肉豆腐”。
お醤油味を求める舌のリクエストに応えてのオーダーだが、、、さすがにこの店で出会う驚愕の魚たちには及ばないものの、煮汁染み出した玉葱の甘みが肉のエキスを包み込んで...美味い!
いや〜いいねぇ、江戸川!
2003年6月19日(木)
甘きつねうどん+温泉卵@いたどり(漢字名忘却) 850円 【場外】
最近巷で噂の”黒七味”を入手したので、うどんにて試す。

向かったのは場外の「いたどり(漢字です)」。この店は出が京都なだけに、祇園発の”黒七味”との相性はいい筈。

オーダーは”甘きつね”。
わざわざメニューを”「甘」きつね”としているのは、東京のそれに比較して甘めに炊かれたお揚げにビックリさせないための配慮だと思うが、この店の肉うどんに比べるとお揚げの甘みはズッと抑え目で、東京人の自分でも違和感なく食べられる。やや厚めのお揚げを頬張ると、カツオの風味を存分に含んだ出汁がジュンワぁ〜と口の中一杯に広がって、きつねうどんの醍醐味が存分に味わえる。

さて、デフォルトの出汁を存分に堪能したところで、お楽しみの黒七味を投入してみる。
この七味、まんまだと海苔に似た香りがプンプンと漂ってくるのだが、出しに投入してみるとアラ不思議、今後は山椒の香りが際立って、それまでの出汁とは全く別の味わいが醸し出される。
七味なので当然といえば当然だが、しっかりとした辛味もあって、なるほどこれは面白い。
多くの人が携帯して、いろんなものにぶっかけて遊んでいるのも頷ける、か?(笑)
2003年6月20日(金)
ラフティー定食@瓦樹丸 【築地】
久しぶりに沖縄料理の「瓦樹丸」へ行く。
すると滅茶苦茶お気にだった”味噌ラフティ”がメニューから外されてしまっているではないか!(ショック)
しょうがないのでプレ〜ン(プレ〜ンって言うか?)な”ラフティ定食”にするが・・・
う〜みゅ、、、なんか固いぞ、このラフティ。
角煮にしても、トンポーローにしても、ラフティーにしても、とろんとろんになった脂身が醍醐味だと思う。そういう意味では、このラフティ・・・いまに、位!?皮がついているのはいいんだけど・・・
2003年6月21日(土)
塩ラーメン&鶏脂ラーメン@AFURI 【ラーメン】
神奈川の鄙びた温泉地で行列をつくっている「ZUND BAR」の姉妹店が恵比寿にできたというので、行ってみた。
「ZUND BAR」もそうだが、内も外も、見かけは全くラーメン屋さんらしくない。「ZUND BAR」のZの字も出さないところは、潔さを感じさせてくれてよいのではないか!?
まづは塩ラーメンを食ってみる。
相変わらず小奇麗にまとめたビジュアルに目が行くが、スープには野菜の旨味がふんだんに溢れ出て、魚介を中心とした多彩な出し材と合わさって複雑な味わいを作り出している。
麺はこれ以上ないほどの超のつく極細。スープの量が少なめなこともあり、「ラーメン食った〜!」感が足りないのが欠点といえば欠点だが、全体的には好印象。
続いて、”鶏脂ラーメン”も食ってみたが、こっちはしょうゆ味がスープの特徴である野菜味を塗りつぶしてしまっていて、やや平凡な味に落ち着いてしまっている。圧倒的に”塩”の方がお勧めだな!
話題性からいってこの店はすぐに混雑するようになるのが必至なので、いまのうちに行っておくべきでしょうな。嘗てのラーメン激戦区、恵比寿はココのところ他のエリアの台頭もあって、影が薄くなっていたが、久しぶりの話題店の登場でまた賑わいを取り戻すかも?

さて、夜はTVチャンピオン4代目ラーメン王がプロデュースした極麺王という商品の開発秘話を聞くオフに参加。とらさん主催による参加資格フリーのオフ会は久しぶりだな。開発者を含め歴代ラーメン王三人、これまでお会いしたことのない方々も多数参加された盛会となった。
さて、極麺王だが、6番切歯を使ったという麺はマジでぶっとく、とてもではないが昼間食べた「AFURI」と同じラーメンという食べ物とは思えんかった。良くも悪くもプロデュースした元ラーメン王の個性が良く出たラーメンだな(笑)。
2003年6月22日(日)
坦々麺s@豪華飯店&名前のわからない店 【麺】
戯れにかった”世田谷ライフ”なる雑誌にチョッとそそる”坦々麺”の店が出ていたので、行ってみる。
「豪華飯店」という名前も凄いが、中に入るとこれまた、いまどき珍しいコッテコテの中華料理屋。
当然オーダーは目当ての”坦々麺”。
スープ一面にラー油が浮かんでいるが、具らしきものは見当たらない。
レンゲでスープを掬うと細か〜く刻んだネギと、出し材として使った挽肉が顔を出す。
芝麻ジャンがふんだんに使われており、辛味の後を追うように胡麻の香りが口いっぱいに広がつが、その奥にあるスープストックの力がやや弱く、単調な味わいになってしまっている。正直食べ進むにつれ飽きる。
麺は加水率やや高めの中華ストレート麺で、やや重ったい印象。
これで1000円は納得いかねーナ!なんて思いつつ、駅に戻る途中、怪しげな外観の店を発見。
見ると「坦々麺 380円」なる文字も。15秒ほど迷い、中に入って”四川坦々麺”を注文。
これがなかなか、、、酸味強めの後を引く感じのスープでかなり美味い。麺は冷麦のような食感で正直好みとはいえないが・・・これで380円なら全然OKじゃない?
メニューを見ると”汁なし坦々麺”もあったりして、「豪華飯店」行かずにこっちで2杯食べればよかったかも(笑)!?
2003年6月23日(月)
キスバター焼き+アジフライ1/2+ウインク@たけだ 【場内】
場内にある「たけだ」は、マグロの頬肉ステーキで有名だが、
お魚とコテコッテの濃い〜味の両方を欲した時に便利な店でもある。
今日は旬真っ盛りの鯵とキス。
鯵はフライ、キスはバター焼き、それに片目の目玉焼きを加えた、我ながら今の季節を映し出した見事な構成である。
鯵のフライと言えば、青魚特有の生臭さが鼻を衝いたりすることもあるが、そこはさすがに築地市場で永くその名をとどろかせている店のアジフライだけあって、嫌な匂いなど一切しない!代わりに下味でもつけてあるのではないかと思わせてしまうほど、魚本来の味が濃い。ともすれば、ソースの味に負けてしまう魚のフライが多い中、今日の鯵フライはソースを纏って自身の旨味をより一層膨らませている、そんな感じの味の濃さである。
キスは黄身が大目のタルタルソースと共に供され、身の甘さが引き立てられている。半分ほど食べ進めたところで、チョビッとだけ醤油をたらすと、、、バターと醤油が混ざり合って、これまたいい感じにご飯とマッチする。

隣で食べてたアナゴのフライもかな〜り美味そうだったし...やっぱ、魚は旬のものを食うにかぎりますな!
2003年6月24日(火)
黒舌平目の煮付け@かとう 1365円 【場内】
煮魚、性格にはおしょうゆ味の煮魚が恋しくなって、場内の「かとう」へ!

さて、今日のオーダーは見慣れぬ”黒舌平目の煮付け”。舌平目の煮付けとは・・・あの身の薄さで煮付けにして大丈夫なんだろうか!?と一瞬だけ躊躇したが、実は馴染みの魚を新しい食べ方でトライするのは嫌いではない(笑)。
確かに身は薄く、食べづらいことは、食べづらかったが、表面積が大きい分だけ身に煮汁が良く絡んで、ご飯をジャバジャバにして食べるのには好都合。淡白ではありながら力強い魚の味が煮汁に染み出ており、口いっぱいに頬張ると・・・メッチャ幸せ!それこそ、骨までしゃぶりたくないような美味さである。
チョイ高めではあるが、他ではお目にかかれないメニューなので、”とりあえず食っとけ”リストに入れておこう。

おっと、そういえばこの店に来たら”西京焼き”の魚を買ってくるようウチでリクエストされていたんだっけ・・・
西京焼きに関しては、「かとう」は築地でも屈指だからな・・・こっちもお勧め!
2003年6月25日(水)
小W@二郎三田本店 650円 【ラーメン】
ここのところ表彰してもらってもいいくらい土日も含めて働き詰めだったので、今週は比較的ゆるい。(笑)
という訳で、”休める時には、とりあえず休んどく!”という、賢い社会人の知恵を実行。
「六本木ヒルズでも行くべか〜」と思っておったのだが、目を覚ますと外は雨。
一気に萎んで、二度寝。気がついたら、昼過ぎだった。

盛下がったところなので、近くでお昼を...と考え出すが・・・
青物にできた和歌山ラーメン?・・・・・大して評判良くないし、またやってないと嫌だし、
永楽?・・・・・最近行ったばっかりだよなぁ!、
栄楽?・・・・・遠いんだよネェ、雨の中歩くのだるいし、
ひ田屋・・・・・ッケっ!誰が行くか!!
二郎だな、やっぱし!

ということで、二郎モードがオンに入ったところで気がついた。「今日って、水曜じゃん!」そう、メグ二郎は水曜日が定休日なのだ!
目黒がダメなら、上野毛があるさ!...と、昼の終了時間を調べると「〜14:00」。
「っげ!もう一時過ぎジャン」
そこからは電光石火でシャワーを浴び、
前回上野毛に行ったときのメモを探して注文を決め、
あっと!言う間に着替えて、
駅までダッシュ!

ところが途中で寄った本屋の超超超超超超超超超超超超超超スーパーウルトラとっろい店員に行くてを阻まれ、貴重な数分を浪費(右手中指立)。そのせいで、大井町線の先発列車をタッチの差で逃す!時すでに13:36。
「もし、閉まってたら、あの店員、殺してやる!」

==========中略==========

そんなこんなを経て、時刻は14:43分。三田本店の行列に参加。既に雨もすっかりとあがり、汗ばむほどの陽気となっている。
こんな時間だというのに、前には13人、後ろにも続々とやってくる。内心、Mきょセンセおっしゃるところの「死刑執行人」に任命されるのではないかとワクワクしていたのだが、どうも今日は15:30ごろまでOKだったようで、用なしだった。(残念!)
小Wにしたが.....肉、固!
スープも、「こんなんだったけ??」と思うほど、角が取れてまろやか。
やっぱ、目黒の方が好きだな、ワシは!
2003年6月26日(木)
焼きスパゲッティ@フォーシーズン 750円 【場外】


築地ではお昼時を外すと、ほっとんどのお店が閉まってしまうというのに・・・
お客さまのところへ行ったら、2時回っちまったぜ!
ということで、久しぶりにこんなものを食べてみる↓
味はまんま”ソース焼きそば”、でも、なぜか麺はスパゲッティ。
これがジャンクでなかなか美味かったりする。(笑)
特に、チープなプレスハムとか、ザク切りキャベツとかが、ちょこっとピリっとするソースとの相性がやたら良かったり・・・ソースってなかなか凄い調味料なのかも知れぬ!?
ちなみに、デフォではトマトが載ってます。自分は嫌いなので取ってもらたけどね・・・
2003年6月28日(土)
タンメン@稲穂&五目そば@メルシー 【麺類】
足の傷が癒えて早2ヶ月。そういえば、今年になってまだ我が心の故郷「メルシー」に行っていないではないか!
更にそういえば、早稲田界隈に住む知り合いが、タンメンの「稲穂」なる店のレポートをしていたのも思い出し、そっちも試してみることに。

まづは「稲穂」。
実は早稲田には25年前から10年間も通っていたのだが、こんな店あったの今回はじめて知った(笑)。多分、店の前は何百回も通っているのだとは思うが・・・まあ、外観が外観だから、当然か!?
さて、タンメンだが、一口飲んでわかるスープのパワー不足!
野菜のエキスはそこそこ出てはいるが、椎茸やら根菜やらの味が立ってしまって、プラスに作用していない。しかも、塩分が薄いため箸が全く進まない。
麺は中太のやや縮れ。加水率が低く、やたらと重たい食感。しかも、量も多い。
量の多さは、この立地だと必須ではあるのだが、このレベルだと正直ありがた迷惑かも...



で、口直しに「メルシー」へ。
よくよく考えてみると、この店でしょうゆ味以外のものを食べるのは10年ぶりくらいかも知れぬ!?
ここのところ”ごもしょー”ばっかり食べてたからね。
いんや〜
塩味も、うんまいなぁ!!


煮干の味が基本だが、決して突出せず、もう一つのベースである鳥の味とのハーモニーが素晴らしい!
それに炒めた野菜から出たエキスが加わって、旨味が幾層にも折り重なっているのが実感できる。
一口飲むたび、ため息が出てしまうほどの滋味深さ。舌から旨味が全身に染み渡っていく様ですらある。

マジで、こいつは、今都内で食べることのできる塩味スープ麺料理の最高峰の一つだと思う。他に該当するモノは知らんが(笑:教えていただけると大変嬉しいのですが>誰とはなしに)。
2003年6月29日(日)
ラーメン&カレー@らーめん福 1300円 【ラーメン&カレー】
行きたい店が全然思いつかん!
捜して捜して捜してようやく多少なりともそそられる店を幾つかピックアップしても、日曜休みだったり、夜しかやったなかったり・・・そろそろ「近場で適当に済ますか」という”官能食味ダイアリスト”らしからぬ思いが過ぎりだした頃、一見の店が目に入ってきた。
なんでも洋食屋さんを永くやられていたご主人が始めた店で、ラーメンは兎も角(笑)、カレーの評判がいいらしい。
ラーメンとカレーといえば、今は亡き「一丸」が思い出される。この店の、鳥の旨味をふんだんに湛えた黄金色のスープの塩ラーメンは、本当に絶品で、自分の知る限りでは、これを超える塩ラーメンは埼玉の「ぜんや」以外ない。
片やカレーもフルーティながらスパイスの効いた本格派で、単品で食ってももちろん美味いのだが、ラーメンのスープとの相性が抜群によかった。
本当に本当にとってもとっても美味しいお店だったのだが、数ヶ月前に「しばらくお休みします」という張り紙を残して休業に入ってしまい、残念ながら、再開はほぼ絶望視されている状況である。

という訳で、カレー&ラーメンの店には、ついつい大いなる期待を寄せてしまうのだが...
荷が重すぎたようだ!

多分、この店の店主はラーメンのこと、あんまり好きじゃないんじゃないかと思う。
出てきたラーメンは、そばのかえしを使ったいわゆる初歩的な”和風ラーメン”で、特徴らしい特徴はどこにも見出せない。おそらく、昨今のラーメン事情にについてほとんど研究されていないのであろう。
中太縮れの麺が、やわらかな食感で割りと好みだった以外には特に評価できるポイントが見つからないというのが正直なところだ。

では、カレーはというと...
多分、大量のトマトがルーに使われているのであろう。酸味とフルーティー感が大変強く、カレーとミネストローネの合いの子のような味わい。こういう味を好む人もいるんだとは思うが、自分のストライクコースにはかすりもしていない。ブイヨンが弱いのもダメ。
残念ながら、このお店とはご縁がなかったようだな...

夜は、和歌山から池上に処を移し、今、話題沸騰のお好み焼き屋「朝日堂」へ行く。
”モダン焼き”と”広島焼き(そば入り)”を食った後、この店ならではの”せち焼き”(↓)まで食ったら...
マジで腹一杯!
炭水化物の取りすぎで、死ぬかも知れぬ・・・

なかなか活気に溢れた、いいお店でした!
2003年6月30日(月)
マグロ中オチ定食@JIGE 1000円 【築地】
週アタマだというのに、いきなし時間なし!
12:00ジャストにオフィスを出て、「JIGE」へ。
オーダーは何度かトライするも、振られてばかりの中オチ定食。12:20頃には売り切れる、この店のランチの看板メニューだ。
TVチャンピオンでは、マグロの骨から自分で身をこそぐと紹介されていたが、評判が悪かったのか、既に身は削いである。しかも、身の一部は味噌と叩いて味がつけてあった。この味つきの部分が、”マグロのなめろう”のようで、ご飯が進む!
そうじゃなくても、オカズが多く、ついつい食べ過ぎてしまうので、かなり、危険(笑)。
これで1000円なら誰しも納得ではなかろうか!?