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2003年7月1日(火)
おろしぶっかけ@虎杖 800円 【場外】
昨日に引き続き、本日も午後イチで打ち合わせ有り。
昼飯くらいゆっくり食わせろよ(怒)!

てな訳で、今日のランチは「虎杖」のうどんでサラッと済ます。
本日は”おろしぶっかけ”。
ちょっぴり酸味を利かせたタレで、サッパリ食べさせようというメニューだが・・・
ここのうどん冷やすと、やや重い、っていうか固い...う〜む、やはり”甘きつね”にしておくべきであったか!?

夜は様々な事情により、銀座の「天龍」へ。
閉店30分前の20:30だというのに、店内ほぼ満席。おまけに、その後も続々と、サラリーマンやらOLさんやら、オバサン達やらがやってくる。
オーダーはお決まりの”焼き餃子”に”辛いそば(正式名称忘却)”。
餃子はマジででかい!
中国では、餃子は主食だというが、「このサイズならさもありなん」って感じのでかさである。
これだけでかいと、具もさることながら、皮が結構腹に来る。
そばも取ってしまったので、最後はほとんど半泣きになって喰いきった。
実は、この”辛いそば(正式名称忘却)”が意外なヒット。ズッシリくる辛さを微妙な酸味でコントロールしたスープは、思いのほか後をひき、辛さでヒィヒィ言いながらも、もう一口いやもうふた口と飲み進められてしまう。
合わせる麺が中華系には珍しい、多加水のモチモチ麺で餃子と悪戦苦闘している間も決してへこたれない。

これはかなりいいんじゃないか!?
久しぶりの掘り出し物にご満悦で帰途についたのであった...あ〜腹苦しい。

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2003年7月2日(水)
鮭と蟹のわっぱめし@はま作 1000円 【銀座】
本日も多忙なり、しかも休止日で「大森」で”合いがけ”って訳にもいかず...
12時になると同時に街(築地の住民である自分は、銀座をこう呼んでいる)へ出かける!

数少ないストックの中から、わっぱめしの「はま作」へ。
本日のメニューは”鰻トロロ”or”蟹と鮭”。「蟹」というワードにめっぽう弱い自分は後者をチョイス。
湯気の立ち上がる熱々のご飯に、鮭から出た塩気と脂が溶け出して、なかなかいい塩梅!湯気に混じった鰹節の香りも、ガツンガツンに食欲を掻き立ててくれる!
「蟹」に魅かれた割には感動は少なく・・・このご飯に関しては、蟹は”賑やかし”的な贅沢な脇役に留まっているが、副菜もいろいろついて、なかなか充実した内容で満足満足。

それにしても、”わっぱめし”って蒸したて熱々でなければ意味がないのをつくづく実感。よくデパートとかで、”わっぱめし”と銘打ったまがい物が売っていることがあるが、自分は多分一生買わないな...
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2003年7月3日(木)
牛なべ定食@木挽町 950円 【銀座】
お客様に呼ばれて外出...会議開始がなんと12:00!!
昼飯ぐらいちゃんと食べようよ!(願)

大きな声じゃ言えないが、会議中も頭の中では昼飯屋検索エンジンがフル稼働。
結局、解放されたのが13:30。この時間では碌な店が思いつかず、歌舞伎座隣の「木挽町」へ。
”牛なべ定食”っつうのを食べてみることにする。
牛肉を牛蒡と白滝と一緒に、甘辛の割り下で煮て卵で閉じた柳川風の鍋だが...
お腹が減っていたこともあり、グツグツと煮えたぎる鍋の様子と卵と割り下のほのかな甘い香りが食欲をそそる。
はじめはガツガツと食べ進めるが、途中から牛の固さが気になりだした。950円なのであまり文句も言えないが、どよやらお肉の質に問題がある様子。

でも、付けあわせがなかなかよくって、”マグロのやまかけ”をご飯にかけて食ったら、山葵がツンっと効いてうまかったりして、不満感は残らない。
最後に、ご飯に鍋に残った汁をぶっかけて食べてみたら、これこれはこれで結構美味く、牛肉の煮汁とご飯との相性を再確認。「なるほど、牛丼が美味いわけだ」と妙に納得。
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2003年7月4日(金)
小アマダイの一夜干@高はし 1700円 【場内】
月曜から続いていた”昼食難民”状態(騒いでいたわりには、そこそこのものは食べていた気がするが・・・)から、晴れて解放!!(万歳!万歳!)
当然の如く、「高はし」へと向かう。
すると、店頭の黒板に・・・・・・↓   ↓   ↓   ↓   ↓   ↓   ↓   なる文字が.....

この一週間の自分の苦悩を知っていたかのようなタイミングの良さ。
しかも、「品物も素晴らしく」
      「昨日は湿度が低くて 良い風が吹いていたので良く乾きました。」
       「本日おすすめです。」   

だゾ!!! そうじゃなくても、”キング・オブ・焼魚”の称号が相応しいというのに・・・べ、ベストコンディションででてくるなんて...食ったら、卒倒するかも知れぬ。。。





席についてしばらく待つと・・・”小アマダイの一夜干し”が、、、ついに登場!
その香りたるや・・・
周囲の人々が歓声を上げるほどの芳しさ!
この香りが、また、口の中でパアッと拡がるんだ、パアッと!
もうこの焼魚の美味さについては、何度も何度もコトあるごとに書いたり、しゃべってきたりしたが、
それでも語りつくせない絶対的な美味さがココにはある!

身の厚い部分はホッコリと、
背びれに近い部分はややキツ目に塩が乗り、
頬やヒレの付け根あたいはしっかりとした歯応えで、
仄かに塩の載った皮は焦げ目までもが、、、滅茶苦茶美味い!
文字通り、アタマから尾の先までしゃぶりつくしたくなるほどである。

マジでこの魚より美味い焼魚があるというのなら、
是非是非是非教えてほしい(頭垂)!
それこそ日本全国どこへでも飛んでいく(いつになるかは不明だが・・・)。
そんな決意をさせるに足る超のつく絶品!死ぬ前にこの味に出会えて、本当によかったヨ(泣)!
あ、身体はいたって健康ですので、誤解なきよう。(念のため)
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2003年7月5日(土)
牛肩ロース&鶏もも肉焼き@炭火焼 Enso 1800円 【番外】
バーゲンが始まったので、妻と一緒に新宿へ出かける。
さて何を食おうか? 調べてわかったのだが、新宿って意外にそそる店が少ない!

結局、金田中のセカンドラインの炭火焼屋 「Enso」へ!
カジュアルラインということもあり小さいお子さん連れに加え、30代以降のカップルやオバサングループがメインのお店のようだ!
炭火焼の店ということもあり、”牛肩ロース&鶏もも肉のあぶり焼き”をチョイスしてしまったのだが・・・
正直言って肉はいまいち。
しかし、先付けに趣向を凝らしたり、赤出汁が滅茶苦茶美味かったり、手を掛けている物はそれなり以上。

こういうセカンドラインの店は価格を下げるため素材を落とさざるを得ないのは常で、そのため、素材のハンデを補うためにあの手この手を使って美味しく仕立てるのが見せ場なのは、スペリオールで「はないちもんめ」を読んでるから良〜く知ってるはずなのに(って、漫画かい>自分)。料理人の腕のふるいようのないメニューを選んでしまった自分のミスですな、今日は。(反省)
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2003年7月6日(日)
鹿○ラーメン@鹿○  【ラーメン】
ウチの近所に”新鹿児島ラーメン”なる
なんじゃ〜そりゃ〜ぁ??
な店ができた。
聞けばあの「ひ田屋」と同じ経営だという...
まじで全然そそらないが一度くらい行っとかないと気持ち悪いので行ってみた。
とんこつ・鶏がら・鰹節の出汁がバラバラにするスープで、
まずくはないが、全然美味しくない!

「やっぱり!」なんだけど、な〜んかピント外れてんだよなぁ、このオーナーの店。
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2003年7月7日(月)
ざるやよい@やよい軒+餃子1/2 975円 【築地】
週末は、ある食べ物の写真を昼夜を問わず見続けていた。(仕事だよン!)
そんな訳で、舌が完全に”濃い”もんモード!
っつーことで、野沢菜をいためた具をのっけた”やよいそば”が名物の「やよい軒」へ。前回一緒に行った奴が絶賛していた”ざるやよい”にしてみたが・・・
味的にはかなりしょっぱめだが、それはこの店のカラーにあっていて許容範囲。
麺の量がたっぷりあって、食べでは十分。
でも・・・
温かい麺の時には全然気にならなかった油が結構ヘビーだったり、
冷たい漬け汁に熱い具を入れさせたり、
そもそも凄く食べづらかったり、
なんか、ツケメンがはやったから急遽作った感じがプンプンする。
温かい奴の方が全然旨いかも・・・

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2003年7月8日(火)
なんとか豚の生姜焼き定食@おごじょ家 780円 【築地】
イマジネーションが沸かん!!
こんな日はたいてい悪い結果になるものだが・・・
予想通りであった。(泣笑)

行ったのは昨日オープンしたばっかりの「おごじょ家」という店。鹿児島料理の店ということで、ランチのメニューもそれらしいものが並んでいる。
とりあえず”なんとか豚(忘却)の生姜焼き”をオーダー。
しっかし、、、
生姜焼きに限らず全てのメニューに、讃岐っぽいぶっかけうどんがついているのだが・・・何故?
お新香が壷付けなのは・・・何故?
なんの変哲もないさめた味噌汁なのにお椀が異様に大きいのは・・・何故?
などなど、突っ込みどころには事欠かない反面、人様に料理を食べていただくための心遣いは一片のかけらさえも見当たらなかった。
当の生姜焼きだが、、まるで調理実習で始めて料理した人間が作った様な、かったい豚の醤油煮であった。

どうしてこういう餌場が続々出来るんだろう?
センスないんだからやめときゃいいのに・・・食わされるほうの身にもなって欲しいわ!

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2003年7月9日(水)
勝手にマグロ丼&白いか煮@江戸川 1500円位 【場内】
「明日は絶対美味いものを食う!」
昨日”餌場”にて口を汚している最中に心に誓った!

という訳で、一路場内へ。
「江戸川」で前々から考えていた企みを実行に移すのだ!

オーダーは”マグロのブツ”と”焼き海苔”。

使用前
いつもと変わらぬオオトロまじりのブツを前に、焼き海苔をちぎってご飯にまぶし、その上に、一切れ一切れ醤油に浸したブツを並べると・・・・自家製マグロ丼

完成!

なんともそそるビジュアルだが・・・見かけに以上に美味いんだな、これが!
絶品ブツとかっ込むときは言うまでもなく、醤油だけがかかった部分の白いご飯がこれまた美味い。これまで、絶品のオカズに隠れて気がつかなかったが、ご飯も美味いね、この店!
マグロ丼は築地ではイロイロな店で食べることができるが、ここまでのクオリティーを出している店は、、、自分の知る限り、他にはない。予想通りとはいえ大変嬉しい発見であった。

「焼いた方が美味い」と言われる白いかを今日は敢えて煮てもらったが...
煮ても美味いのね!白いご飯で食べられないのがチョッと残念ではあるが、このイカ独特の柔らかめの身が、肝の味も良く出た煮汁を纏って魅惑的な仕上がり。お酒にも合うなぁ、この味は!


昨日は憮然として無口で食べ進めるランチであったが、今日は食べるのに夢中になって終始無言。
脳波を測られたらα波出まくりだったことであろう。

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2003年7月10日(木)
うに丼@おでん 仲屋 1000円位 【場内】
一般に冬の方が魚は美味いと思われがちだが、夏ならでは楽しみもないではない。
その一つがウニである。
最近は輸入物も多く、一年中出回っているが、国産モノは夏が旬!
「そろそろ食べごろではないか?」と思い、「おでん 仲屋」へ出かける。

この店の、”うに丼”は、「高はし」の”あなご丼”、「江戸川」の”勝手にマグロ丼(こんなメニューはありません)”に並んで、私選「築地3大丼」の一つに数えられる一品である。
期待していたのは目にも鮮やかな濃オレンジ色のバフンウニ。
ところが、まだ時期が早すぎたようで、、、載ってきたのはムラサキウニ。         残念!
周りを囲む蟹も、、、心なしか、やや水っぽい。

元々、この店、料理の腕がしっかりしているということで、結構高く評価しているのだが(事実、今日も味噌汁は滅茶美味であった!)、今日は日が悪かったのだろうか・・・?

”うに丼”だけでは喰い足りないので、帰り道に”大野屋米店”でおにぎりを買い、オフィスでパクつく。
相変わらず塩加減が抜群で、米の甘みが引き立てられている。米の一粒一粒をしっかりと残した固めの炊き加減も、かなり好み!
コンビニのおにぎりもかなり良くはなったと聞くが、まだまだこの店の境地には遠いんだろうなぁ?

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2003年7月11日(金)
なめたカレイ煮@高はし 1200円位 【場内】
「江戸川」の”勝手にマグロ丼”、「仲屋」の”うに丼”と続いたので、残る築地3大丼の一つ「高はし」の”あなご丼”も行ってみようかと思ったが...
出足が遅れて既にヤマ!
珍しく”アナゴの白焼き”が掛かっていたので、「ご飯のオカズ向きではないけど、未食だし」などと思いつつ席に着く。すると、”なめたカレイ”が残っているのを発見!2転3転しながらも、結局これに落ち着く。
大きめに身を取って、タップリと煮汁を浸して、ご飯にのっけて、かっ込むのが、「高はし」で煮魚を食べるときの正しいスタイル。何度か繰り返すと、ご飯が煮汁をタップリ含んで、お後の楽しみが倍増!
今日もお魚満喫!ほっほっほ!

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2003年7月12日(土)
フレンチ@銀座の老舗 【銀座】
勉強会でいつもの店へ...
いろいろと事情があるのでコメントはなし!

夜はメグ二郎で、小W。
やっぱり、今は三田よりメグちゃんの方が好みだなぁ〜
α波出しまくってあっという間に完食!汗も出まくり、あっちー!!

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2003年7月13日(日)
タンメン&餃子(いわゆるタンギョー)@味の横綱 1000円 【麺】
さて、日曜だと言うのに会社に行くぞ!
と、その前に最近局地的に評判になっているタンメンの店、「味の横綱」に寄る。
寄るって言っても曳舟なので、大井町−築地のルートからは、かな〜り離れている気が・・・(笑)。

曳舟という場所柄からも想像がついてはいたが、
縦横斜め、どっから見ても下町の中華料理屋以外の何者でもなく、事前に何らかの情報がなければ絶対に入ろうとは思わない店構えである。
オーダーは無論のこと”タンメン”と、最近研究を進めている”焼き餃子”。
タンメンは噂に違わぬ盛のよさ!もやしを中心に、キャベツ、ニンジン、それになぜか若布が混じるが、丼のふちから上は全て野菜なので、これ一杯で日ごろの野菜不足も一挙に解消。
スープには野菜の旨味のほか、ベースとなる出汁がしっかりと出ていて、麺と大量の野菜をワシワシと食べ進めさせてくれる。
麺は細麺も選べるが、タンメンなので当然太麺をチョイス。やや固めでポリポリ感があって、個人的にはややしんどい。もう少し、フンワリ感があったほうが好みなのね。

んで、もって、この店の出色は実は餃子。
強力粉で練られた皮は、しっかりとしたコシがあって、しかも食感がモッチリ。中からは肉汁が溢れんがばかりに湧き出てくる。この肉汁が甘みを含んでいて、かなり美味い!餡に、しっかりとした味がついているので、酢とラー油だけで十分美味しくいただける。
この後、会社さえなければ、もう一皿注文してビールで一杯やりたいところだが・・・理性を取り戻して断念する。(ほんとに表彰してほしいわ!)

と、ほとんど皿を片付けたところで、知り合い登場!
ビールと餃子をオーダーする彼らを尻目に、すごすごと職場へと向かったのであった。

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2003年7月14日(月)
肉豆腐・ご飯大盛り・おしんこ・生卵@きつねや 【場外】
コンペだよ〜ン!でも、ゴルフじゃないヨ〜ン!(随分前にも同じ言い回しを使った気が・・・)
で、11:30から打ち合わせだったのだが、集まるのが遅い、遅い!やった始まったと思ったら、もう12:00。
それから30分の予定が、20分も延び、ようやく解放されたのが13:00前。

これじゃ、さくっと行くしかないジャン!

って訳で、「きつねや」で”肉豆腐”。
相変わらずクタクタの玉ネギにボロッボロになった牛肉のコンビネーションがスンバらしい!
箸を持つ手が、加速するする。勢いで大盛りにしてしまったご飯があっという間になくなる、なくなる。
完璧α波出しまくって、クイックランチ終了!なんっツー魚河岸チックなお昼だこと(笑)!

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2003年7月15日(火)
かわはぎ刺身・アナゴの白焼き・あら煮@たけの食堂 【場外】
「旬だって言うのにあんまりアナゴ食べてないネェ〜」
「やっぱり、一年中あるとありがたみが薄いのかネェ〜?」
などと呟きながら築地三大丼の一つ、「高はし」の”アナゴ丼”を食いに行くが、、、売り切れだった。

先日も売り切れだったが、あの時は閉店間際だったので不思議でもなかったが、今日はまだ12:20である。
こんな早い時間に売り切れているとは...さすが築地!お客も美味いものをよ〜く知っている。

仕方がないので、場内はあきらめて場外の「たけの食堂」へ。
この店は壁一面に張られたメニューから魚を選んで、調理法を指定する仕組み。
アナゴは決まりなので、白焼きで。刺身はカワハギ。ご飯のオカズに”あら煮”をオーダー。
肝をちょこっと載せて食べるカワハギは、昼飯でなく、晩酌にぴったり(笑)。
”あら煮”はカワハギと黒鯛はわかったが、あとは正体不明の魚達の、これまたどこの部位か不明な切り身の醤油煮(笑)。肝も入っていて楽しいヨ!ちょっとグロだけど...(笑)!
で、今日の出色はやっぱり旬のアナゴ。煮たのと違い、皮の弾力が凄い。肉が厚くて、食べ応えも十分。大根おろしと生姜がついてくるが、山葵醤油で食べると、焼き魚然として尚良し!焦げ目のほろ苦さが美味い!
やっぱり、魚は旬だネェ〜〜〜〜!

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2003年7月16日(水)
ジャリコ&カレーライス@ジャポネ しめて1050円 【銀座】
ご飯の研究中である!(大袈裟)
その過程で発見した「胡蝶」の”牛丼”がみょ〜に美味そうだったので、行ってみたが・・・跡形もなくなっていた。ネタが10年近く前のDancyuなので、さもありなんというところだろうか...

で、会社に向かうルート上の「ジャポネ」へ。13:15だと言うのに、オヤジ連中が12人も行列!(驚愕)
この店は”男性専科”なのかと思いきや、お嬢さんたちがやってきて予約していたブツをお持ち帰りになっている。さすがに、このオヤジ集団の中に分け入ってくる度胸はないご様子(ニヤッ!)。

この店、”横綱”、更に、”親方”という暴力的な量のメニューで有名だが、自分は単一メニューでは飽きが来てしまうので、”カレー”と”ジャリコ”に可愛くまとめてみる。

まづ最初にやってきたのがカレー。
小麦粉大目のどろ〜んっタイプ。辛味はさほど強くなく、市販のルーの中辛程度かな!?
よ〜く煮込まれているようで、具は肉以外は全く判別がつかない。
特徴的なのはルーの多さ。気づかずにフツーに食べ始めてしまったら、後半はご飯3に対し、ルー7の割合で食べる羽目になった。味は、まぁー取り立てて書き記すほどのことはなし。

で、続いて”ジャリコ”。
実は、生トマトが苦手で前回は避けて通ったのだが、”ジャポネ”に比べて、エビは入っているし、紫蘇は入っているし、なんか気になる...ので思い切ってオーダーしてみたら、、、思っていたよりズーッとトマトに火が入っておらず、とりあえず食べ始める前に除去作業に没頭する羽目に。
カレーの後だったためか、やや塩分が足りず、卓上ソルトのお世話になる。
味は、確かに紫蘇の風味はするが”ジャポネ”と大差なし。(のような気がする。記憶風化。)
野沢菜やザー菜が入った”チャイナ”のほうが、”違ったもの食べた感”は高そうだな...

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2003年7月17日(木)
アナゴ丼@高はし 1100円 【場内】
よ〜やく”アナゴ丼”を食うことができた...
実に6日ぶりの大願成就である。

もう何度も食べているだけあって震えるほどの感動は襲ってはこないが、
その代わり、冷静にこの絶品丼の美味さを堪能することができた。
冷静だった分、いろんな発見があった...
 ご飯が、米一粒一粒口の中で確認できるほどにやや固めに炊かれているコト
 小骨が気にならないよう、この季節にしてはかなり小ぶりなアナゴが選ばれているコト
 擂りたて新鮮な山葵は、辛味よりも爽やかな香りが口と鼻に広がっていくコト
 実は海苔が、この丼の香りと味の引き締めに重要な役割を担っているコト     などなど

ふ〜む、こんなに計算されつくしているとは...つくづく凄い丼だ!(感心)

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2003年7月18日(金)
鴨のコンフィ@ラ・ブリーズ・ドゥ・ヴァレ 1575円 【グレーター築地】
奥沢のラ・ビュット・ポワゼの支店が新富町にあるのは、前々から知っていたのだが、
真昼間からフレンチってのもぞっとしないと言う理由で足を運んでいなかった。
よくよく調べてみるとローストビーフのサンドウィッチもあることが判明し、経験値を高めるために行ってみることにした。
お目当ての”ローストビーフサンド”はあるにはあったが、単品で1000円、コーヒーをつけると1500円以上になるという。せっかく1500円でランチがあるのに、馬鹿馬鹿しいので代わりに”鴨のコンフィ”を食うことにする。
これがまたむちゃくちゃ野趣溢れまくりで・・・素材本来の味わいって言えば、その通りなのかも知れないが、、、食べ手を選びそう!自分は”野趣”はぜんぜんOKなのだが、むしろバルサミコを使ったソースの酸味が、やや苦手。ん〜っ、やっぱ醤油の国の人だわ!(>自分)

でも、店自体は、接客も気さくでいい感じだし、カウンターがあって一人でも気楽に入れるし、悪くないんじゃないだろか!?今度、サンドイッチテイクアウトしてみようかな?かなり先にはなるけれど・・・

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2003年7月19日(土)
ラーメン@のあ&ラーメン@支那そば 山口屋 【ラーメン】
「チャラい街に美味いものなし」by
という言葉の通り、チャラい街の代表、渋谷には数ばっかりあって、碌なラーメン屋がない!
未だこの街で「美味いラーメン屋」としてアタマに真っ先に浮かぶのが「喜楽」だったりするのは、如何なものだろうか?(25年前とかわってないじゃん!)

そんな渋谷に、今どき背脂しょうゆラーメンを売りにした、向う見ずなんだか、気骨があるんだか、よくわからない新店ができたと聞いて早数ヶ月。ようやく行ってみる気が沸いて足を運んでみた。

もともとはスナックか何かをやっていた場所に居ぬきで入ったらしく、床もカウンターも大理石(笑)!
しかも、店の中心にはでっかいスクリーンのTVが鎮座ましている。
出てきたラーメンは、背脂の塊がプカプカと浮かぶやや甘めの強いスープに、中太縮れの特徴のない麺。
チャーシューの代わりに角煮がのるが、スープが重ったいタイプなので、過剰。
店に対する神経の使わなさぷりからみても、単にじぶんの好きなラーメンを作ったらこうなった感じ。別に気骨があって”今時背脂ラーメン”を出している訳じゃないな、これは。

で、続いて同じ渋谷の「志那そば 山口屋」。
かえしを使ったシンプルな和風ラーメンだが、
醤油の酸味がモロに出ちゃってて、苦手...

やっぱりまだまだ渋谷じゃ「喜楽」だ。

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2003年7月20日(日)
遠州ラーメン@遠州 【ラーメン】
朝起きたときから、いや、正確には前の晩寝る前からなぜか気分がグルーミー...
「こんな時は近所に溜まった未食店を消化しておくのが一番」と青物の「俊徳」に行くが、「Closed」。これで2度目。いい加減、営業時間くらいハッキリさせろ!(怒)
怒り心頭のまま京急で雑色へ移動。数ヶ月前とら会にUPされるも、全然話題にならなかった”遠州”へ。

看板らしき”遠州ラーメン”をオーダー。
う〜みゅ、最近良くある合わせ出汁を見よう見まねでつくったスープ。醤油の酸味がモロに出ちゃって眉を顰めちゃう以外、食後何にも印象に残らない。食べ始めより、冷めてきた方が美味く感じるから、ラーメンとしては弱すぎ。その割りに、加水率の高めの個性の強い平打麺を使っているので、バランスの悪さがひとしお。
・・・・一言で言うと、勉強不足。

店の中にイロイロと薀蓄をたれているのだけれど、、、場所柄、効果もなさそうだし、難しいコト言わずに定食メニューとか出した方がいいんじゃないか?

一応次の店も考えてはいたのだが、評判芳しくない店なので、これ以上嫌な思いをすることもなかろうと言うことで帰宅。



という訳で、口直しに、夜は妻と一緒に渋谷の「八竹亭」へ。
”豚ロースのソテー”と”鮭のバターソテー”をオーダー。
”豚ロースのソテー”はガッシリとした歯ごたえがあるのに、喉にまとわりつく嫌な硬さが全くない。にんにく醤油をタップリ纏わせて、ご飯とかっこむ。オカズの旨味が、ご飯と一緒になることで口の中で膨らんでいくのを実感。鮭のバターソテーは照り焼きに更にバターを足したような味で、これまたご飯のオカズ向き。

我々以外のお客さんは皆常連さんのようだった。・・・いいなぁ、こんないい店近くにあって...

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2003年7月21日(月)
試食、試食、試食・・・ 【番外】
二日続けて×を食らったのと、
雨が激しく降っていたのと、
サンプルで買ってあるインスタントラーメンのが溜まりに溜まり置き場所がなくなった 等の理由により、
家で一人試食会を行う。(なんて、仕事熱心な!表彰状の上に、金一封出して欲しいわ!マジです!)
一応スープをメインに訴求している商品だけあって、スープ自体はまあまあ(塩は柚子の風味が好き嫌いが分かれそうだったり、醤油は科学調味料臭かったりはするが...)だが、麺がゴワゴワで、全然ノンフライ麺の良さが出ていない。これで上の価格帯を狙おうってのは、ちと考えが甘いんじゃない?>某競合メーカー

続いて、ツケメンの袋めん。(メーカーばればれ(笑))
胡麻の方は、旨味・深みとも全然ダメ。ハッキリ言ってよくこれで商品化したなぁ〜ってレベル。
で、もう一方の方は、、、検討しているのはわかるが・・・まだまだ、インスタントで美味いツケメンが食える日は遠いってコトを実感させられてしまった。
多分ディスコンだね、両方とも。

進化しませんなぁ〜、本当に!

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2003年7月22日(火)
直@丸静 1800円 【築地】
土用の丑の日にはまだ間があるが、先取りして鰻を食いに、久しぶりに「丸静」へ。
ちなみに「土用の丑の日に鰻を食べよう」と言い出したのは平賀源内、
サンタクロースの服を赤にしたのは、コカコーラの宣伝マン、
婚約指輪は月給の3ヶ月分と勝手に決めつけたのはデ・ビアース、
いづれも根拠は何もない(笑)!

さて、オーダーは前回と同じ「直」、安い方から2番目の奴だ。
ココの鰻は東京のフッカフカ系ではなく、鰻本来の身の締りをそのまま味わわせるタイプ。
ご飯はやや固めに炊かれ、米の一粒一粒が舌の上で軽やかに舞っているような食感が楽しめる。
フッカフカの鰻には柔らかめに炊いたご飯が合うと言う話も耳にはするが、この店のように蒸しを抑えてた鰻には、固めのご飯が良いようだ。
下町にありがちなベッタベタに甘いタレとは一線を画したサラリとした味わいのたれも、ご飯の美味さを引き立てている。

あとチョッと肝吸いを頑張ってくれると、もっともっと嬉しいのだが・・・

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2003年7月23日(水)
チャーシュー麺+竹の子@共楽 950円 【ラーメン】
前日飲みすぎ・・・
汁物しか口に入らず、
フラフラと「共楽」へと入る。

いつの間にやら食券機が導入されているが、買おうとしたら日本語のつたない店員さんにが手動でオーダーを取り、集金していった。食券機、意味ないじゃん!
で、今日はチャーシュー麺に竹の子マシ。
相変わらずの肉肉したスープに、つるんとした食感の中太麺。
肉はガッシリとした歯ごたえで食べ応えあり。細くさいたメンマはこりこりの食感が楽しい。
タレが少し薄く感じたが、そいつは前夜の酒のせいで、お店の非ではない。(笑)

銀座界隈ではラーメン食べるんだったら、やっぱここかなぁ〜?(腕組)

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2003年7月24日(木)
麻婆春雨+餃子半人前@東生園 1150円 【銀座】
来週のどっちの料理ショーは、「鳥の唐揚げ vs. 焼き餃子」対決らしい・・・
餃子が取上げられるのは、番組開始以来5度目である。
ちなみにDancyuでは1991年の創刊以来、7度(ウチ一回はミニ特集)特集が組まれており、実はあの国民食ラーメンより数多く取上げられているコトはあまり知られていない。(>って、知らないよ、フツー)

で、本日はその記念すべき第一回特集号にのっている「東生園」という店に行ってみることに。
*残念ながら第一回特集号だけ手元にない(その他は全て持っているということを、さりげなく自慢していたりもする(笑))。

銀座の片隅の路地にあるその店は、見た目は古びた場末の中華料理屋って感じで、美味いものが出てきそうな雰囲気はまるでない(笑)。
看板によると北京料理の店らしいが、ランチを含めてメニューには四川料理がゾロリ並ぶ。
餃子特集号を見てきたので、とりあえず餃子と、一番シズッた”麻婆春雨”をオーダー。麻婆春雨が四川だってのは、わかっちゃいるんで、やや不安。
ところが、、、これが意外にいけた!

春雨が旨味豊かなスープをたっぷりと含んでいて、濃い目の味付けに負けていない。
ご飯は中華料理屋らしく旨味が少なく、単体で食べると”おやっ?”と思ってしまうのだが、濃い目のあじつけのオカズとの相性を考えるとむしろ懸命な選択に思える。
餃子は皮モッチリ、野菜タップリのいわゆる東京の中華料理屋の餃子で、取り立てて騒ぎ立てるほどのものはないのだが、この店、全体としてのクオリティーは低くない。
チョッとオフィスからは遠いいので、頻繁にくることはないとは思うが、近くにあれば便利に使えそうな店であった。
築地は弱いんだよネェ〜、中華(ボソっ)。

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2003年7月25日(金)
まぐろ頬肉スケーキソース&アジフライ半分@たけだ 1050円 【場内】
振り返ってみると今週は一度も場内に足を運んでいない。
築地市場はチョッと目を離すと新しい魚がいろいろとお目見えするので、楽しみにしていたのだが、
前回とほとんど代わり映えがなかった。(残念)
「江戸川」のイカはまだ白イカだし、「高はし」もニューフェイスはなし!
強いて言えば「玉がわ」で”新サンマ”が始まっていたことくらいか、目新しかったのは...

と言うことで、引き続き「旬のアジを堪能しよう!」に路線変更。「たけだ」へと向かう。
今日は、この店の看板中の看板メニューの”マグロの頬のステーキ”をステーキソースで。もちろん、アジフライ半分もつけるのは忘れない。
尾の肉の弾力ある食感も楽しいが、適度に脂が混じった赤身肉の口の中で消えていくような頬の食感もまた格別。バター焼きもあるが、ステーキソースが絶対にお勧め。洋食屋さんらしい、スッキリした味わいのご飯をバクバク進めるには、しょうゆ味のこのソースが不可欠。
アジフライは、前回より少し青魚らしい香りが強くなったが、かえってソースとの相性は増した感じがする。

いんや〜、美味いもん食ってるときは我ながら寡黙だ!(笑)


夜は、妻と一緒に丸ビルの「一夜一夜」へ。
銀シャリ師なるご飯炊き専門家がいる、ご飯自慢の店だ。
この店で使っている米は、「蛇紋岩米(じゃもんがんまい)」と「越後下関米(えちごしもぜきまい)」の2種。
「蛇紋岩米」は甘みがしっかり、「越後下関米」はサッパリとした味わい。
いづれもやや固めに炊かれ、一粒一粒の食感が舌でしっかりと楽しめる。

目の前の炭火焼コンロで自分で焼く一夜干しには、”白金目”、”北海道産ししゃも(キャペリンじゃないよ)”、”カワハギ”に”ハラス”をオーダー。
煙を出さないように遠火で慎重に焼くと、皮がバリッと焼き上がり、噛みしめると脂がジュワっと溢れ出る。
酒の肴にしても良いが、やはりココは炊き立て熱々のご飯と合わせてバクバクと生きたいところ。

この店のスペシャリテは絶対に”ご飯”だと思うのだが、、、
お客の大半をしめるサラリーマンはガンガンに飲みまくり。
魚も焦がしまくりで、煙もボウボウ!
脂落としすぎると旨味が飛ぶぞ!

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2003年7月26日(土)
もりチャーシュー@喰我 950円 【ラーメン】
「喰我@川崎は東池袋大勝軒直系・・・」 数日前、某所の掲示板にこんな情報が載っていた。
雨後の筍もビックリの勢いでできまくる東池袋系の店々。はじめのうちこそ一都三県であれば、できるたびにつぶして歩いていたのだが、粗製乱造が目立ってきたので行くのをやめていた。

「川崎ならそう遠くもないし、、、」と思っていってみたら、駅からバスで15分。
遠いいじゃん!


本店と違い、筍系の店は具が貧弱なところが多いので、しょっぱなながら”もりチャーシュー”を食べることに。
大量に浮かぶつけ汁は、見かけほど辛味は感じない。逆に、粘度はかなり高く、ドッシリした旨味がある。かなり濃い目に出汁をとっている感じだ。タレも多めで塩分はかなり濃い。
麺は丸に近い断面のスラッピーなタイプ。あまりツルツルしすぎた麺は好みではないのだが、ギリギリ許容範囲の中。
チャーシューは肩ロースで適度に脂ものっており、なかなか好感触だが、薄く切りすぎているのがもったいない。2倍くらいの厚さにして食べ応えを高めた方が、チャーシューをオーダーしたものの評価は高くなりそう。
最後にスープで割ってもらったら、ようやく普通のツケメンくらいの汁の濃さになった(笑)。
それでも最近の筍系の中ではなかなかのヒット。
次回はラーメンだが、薄めオーダーは必要だろうか?

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2003年7月27日(日)
特製ラーメン&その他@汐留ラーメン 【ラーメン】
ラ界の御大のお計らいで、8月1日に正式オープンを控えた汐留ラーメンのプレオープンに参加させていただく。
食べたのは”特製ラーメン”に、”肉ご飯”と”魚ご飯”を各1/2、それにデザートの”汐留プリン”とか言うやつ。
ラーメンには、チャーシューを味噌で味付けしたり、煮卵を白く仕上げたり、いんろいんろとこだわっているらしいが、、、、、そんなこだわり、言われても、全くわからん!
そのくらいエビの味が支配的。”エビ出汁ラーメン”と言って出さないと食べた人が面食らってしまうほどだ。
*後で聞いた話だが、出汁にエビ・蟹の類は一切使っていないらしい...それはそれで、ビックリ!じゃあ、あの味っていったい何?
なんか、細かいデッサンをした割に、最後の最後に刷毛でペンキを塗っ、下絵を上塗りしちゃったみたいな状態。
プレオープンと言うことで、オープンまでのあと数日間、とりあえず調整を繰り返すのだろうが、
何かを足すのではなくて、抜く方向での修正が必要なんじゃなかろうか...
メディアとの連動企画の店なので、オープン当初は相当な行列になるんだろうが、今のままじゃ知らずに並ばされるお客さんが気の毒だ。
サイドメニューも、デザートも推して知るべしのレベルだし・・・

夜は恵比寿の”マルガメ製麺所”。
うどん屋にしては”ちゃらい”店構え。店構えに凝るのは最近では全然珍しくないので、そこまでは「まぁ、いいか..」だったのだが、うどん茹でてるアンちゃんのそれはそれは”ちゃらい”風貌を目の当たりにして、、、「ヤバイかな?」に代る。
案の定、、、、
出てきたのは、コシのあるうどんではなく、かったい小麦粉の塊(怒)。

それにも増してダメなのが、出汁。エグミばりばりで飲めたもんじゃない(怒)!

出しの取り方くらいちゃんと教えとけ!    あ〜気分、悪!

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2003年7月28日(月)
穴子天丼&味噌汁@天房 1200円 【場内】
自分の食べたいものがわからない時や、なかなか食べるものが決まらない時より、
食べたいものがハッキリしている時の方が、同じものを食べても数段美味しく感じるものだ。
しかし、普通の人の数倍は食べモノのことを考えている自分でさえ、自分が何を食べたいかハッキリとわかっている日は稀。だから、何か舌が要求しているのを感じた日は、、、素直に、何にも言わず、”Mr.タン”に従うことにしている。

今日は朝からMr.タンが"穴子天"、しかも、江戸前の黄金色の衣を纏った、甘辛ダレの天丼をご所望だ!
となれば、場内の「天房」がベスト。下町・築地の昔ながらの天丼が食べられる。
この季節にしては小ぶりな穴子は、期待通りに黄金色の薄衣を纏ってやってきた。鼻を近づけると、ごま油の香りがご飯の湯気と一緒に立ち上る。
まづは穴子だけ、一齧り。すると、サクッとした食感の後、香ばしい香りとタレの甘みを口の中一杯に広がっていく。
後はひたすら・・・食うべし、ということで丼に集中。
決してビチャビシャになるまでタレをかけていないので、ご飯自体がいい箸休めとなって、最後までくどさを感じず・・・完食。
ん〜、正にMr.タンのリクエスト通り。完璧なランチであった。



夕刻、激しい胸焼けに襲われる。これも、美味いものを美味く食うための代償か!・?

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2003年7月29日(火)
中華そば(中盛)@萬金 500円 【グレーター築地】
「ロングバケーション」というドラマを覚えているだろうか?
96年頃に放映されたキムタク&山口智子(既に懐かし〜って感じだね、この人!)主演で、当時かなりの視聴率をたたき出した・・・らしい。 実は見てないので、よく知らない(笑)。
で、そのロンバケの中では、やたらとラーメンを食べるシーンが出てくる・・・らしいのだが、今日はそのロケ現場となった「萬金」に行ってみた。

余談だが、数年前に台湾・香港を中心とした東アジアの国々で日本のラーメン(かの地では”日式ラーメン”という)のブームが起きた。そのブームのきっかけが、実はロンバケはじめとするトレンディドラマだったとういのは割りと信憑性の高い話である。そういえば「ビューティフルライフ」でも、よく屋台でラーメン食ってましたな...
「なに嬉嬉として食ってんだ、キムタクは?」とか思ったんでしょうね、アジアの人々は。

で、「萬金」だが、

確かにいい味でてる(笑)。

オーダーした中華そばも、
濃い口醤油の味がビッシっと効いた、鶏がらベースの油分の少ない澄んだスープ。柔らかめに茹で上げられた細縮れ麺。出汁を取るのにも使って、旨味が抜けてしまったもも肉のチャーシュー。甘めに仕上げられたメンマ。そして、立ち上るネギとかん水の香り!まるで博物館に飾ってあるような”30年前の東京しょうゆラーメン”そのもの!ここまで素直なラーメンに出会ったのはスッゴイ久しぶり。
気がついたら夢中になって、無言のまま完食。

化学調味料も満載で、洗練とか、こだわりとかとは全く無縁。でも、この一杯には心の琴線に触れるものが確実に存在する。美味い・まずい以前に、嬉しいんだもん。

新しい味を求めて、旨味の上塗りを重ねて、迷宮に入り込んじゃう人もいるようだけれど、
一旦原点に戻るべきじゃないかなぁ、そういう時は。


”カレーそば”も、「絶品!」との評判も高い”餃子”も超ー気になるし...また、くるな。ここは!
ロンバケ、ビデオ借りて見てみようかなぁ?

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2003年7月30日(水)
にくじゃが&中オチ定食 750円 【場外】
「ロンバケ」見てみようかな〜
と思って、遠回りしてビデオ屋によって帰った
ら...1巻だけ「貸し出し中」

こんな古いドラマ、誰が借りとるんじゃ!?
(って、人のコトは言えないんだが・・・)
まさか、この日記を見ている人が借りていった...なんてことは、ないとは思うが、、、
も・もし、そうだったら即効返却してください(笑・頭下)
それより何より、大井町にTSUTAYA 、Please!
(カルチャーコンビニエンスクラブの人、見てますか?(手振) 大井町の住民は首を長〜くして、お待ちしておりますよぉ〜!)



さて、全然脈絡はないが、お昼は”常連さん”の店として有名な「そとがし」へ。
この店、以前から掲示板で煽ってもらっていたのだが、限定10食で早々に売切れてしまうらしく、なかなか行けずにいたのだった。

自ら”常連さん”の店と謳っているので、さも敷居が高いのかと、少々緊張して戸を開けたら、
見るからに気の良さそうな老夫婦が向かい入れて、拍子抜けする(笑)。

さて、今日のメニューは”肉じゃが&中オチ”。
中オチと言っても赤身とトロを半々に盛ったもので、正確にはマグロのお刺身。
肉じゃがは、おかみさんが丹精込めてつくってくれた(らしい)家庭の味(笑)。
店もそうだが、なんかやたらとアットホーム(笑)で、和みます!
看板にある”常連さんの店”の意味がよ〜くわかった。

こういうお店に、細かいコメントは野暮でしょう。

次回は、是非、夜にお邪魔させていただきますのでよろしくお願いします。(>ご主人&おかみさん)
時折掲示板に書き込みをしていただいているゲンゲンさんが、お店にいらっしゃったらしいのだが、ご挨拶できず。次回は声かけてくださいね!>ゲンゲンさん

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2003年7月31日(木)
サンマ焼き定食 1200円 【場内】
梅雨明けしないねぇ〜
マジで米が心配になってきたぞ!

突然、「サンマを食おう!」モードが高まり、場内へ向かう!
梅雨明け前にサンマ食うのって、生涯はじめてかも知れぬ(笑)。

「玉川」で始まっていたのは、前回確認済みだったので、ご飯には目をつむろうかとも思っていたのだが、、、
な〜あんだ、「高はし」でも始まってるじゃない!

と言うわけで、本日最後のサンマをゲット!
型はそこそこだが、まだまだ脂は乗っていない。脂の層の厚みは数ミクロンじゃないかな!?
その分、こんがりとした焼き目と、サンマの身本来の味わいを堪能。
(脂が乗ってくると、どうしても脂の方に気が行くからね。)
ワタもホンノリ甘くて美味!
この時期のサンマって本当はどうかなって思っていたのだけれど、これはこれでお勧めだな。

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