ーっくす!
2004年7月13日
プロジェクトXで御馴染みの、田口トモロヲさんの声を思い浮かべて、お読みください。





2004年、7月。ようやく梅雨が明けた!

いきなりやってきた、うだるような暑さ...
その最中、自転車で、会社にやってくる男がいた。

朝っぱらから全身汗だく。・・・・・熱かった。




ようやく、額から溢れ出る汗も治まったお昼時、悪魔が男に囁いた。

「辛いもの、食べたくないか?」

次の瞬間、男は立ち上がり、席を発った!


足早にむかった先は「とんがらし」。   

魚の街、築地にあって、異彩を放つ焼肉屋である。



石鍋を焼く店内は、クーラーも効かず、40度を超える、灼熱の空間。・・・・・熱かった。

男がたのんだ、“チゲラーメン”。
燃え盛るような、真紅のスープがボコボコと沸き立っていた!

一口、  また、一口と、スープを口に運ぶたび、  汗が出た!

朦朧とする記憶のなか、一心不乱に、食べ進む。
・・・・気がつくと、ご飯も麺も全て胃袋の中。完食だった。



一歩、店内をでると、真夏の太陽が照りつけていた。

焼きつけるような日差しさえも、涼しかった。

− エックス −




※味に関しては、2004年2月18日の日記をご覧下さい。
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