「中川屋」へ、いつものべったらづけを買いに行ったら、「だしっ」なる得体の知れぬ物体が目に止まる。
説明を見ると、何でも山形の家庭料理で、キュウリやみょうがやナスやらを細かく刻んだものを、
納豆昆布を混ぜた出汁に入れ、攪拌したものらしく、粘り気があって、見た目は決して美しくない。
ということで、見ただけだったら、きっと買わなかったと思うが、
築地らしく味見ができたので食べてみると、これがなかなか、、、
「暖かいご飯にかけたら、絶対うまい!」と確信を持った。
で早速、小さい袋を一つ買って、家に帰ってからご飯にかけて食べてみると、、、これが思った通り。
これ自体は冷めているので、暖かいご飯にかけるとご飯が温くなるのだが、
この温くなったご飯に、野菜と出汁がうまい具合にマッチ!
野菜が入っているため、微かだが冷や汁にも通じるものがあるし、
微妙にトウガラシがきいているので食も進む。
自分は普段、夜はほとんどご飯は食べないのだが、
「これがあるうちは酒やめてご飯食べてもいいかも...」と思ったほどだから、
その気に入りぶりは半端ではない!
で、ネットで調べてみると「尾花沢のだしっ」という商品が結構出回っているらしい。
さらに、ご飯のほかにも納豆に混ぜたり、ヤッコにかけたり、冷たいうどんでも美味いらしい。
納豆はトライできないのだが(汗)、うどんは確かにあいそうだ、、、(腕組納得)
ほかにも手作りした方がうまいとか書いてあったが、、、
確かに材料刻んで、出汁と混ぜるだけだし、簡単ちゃ簡単。
「寿屋」の粉だし使えば、ほんとに混ぜるだけだが、、、
あんなに細かく切るのはめんどいし、
出汁が絡むといろいろ試したくなって大変だから、、、、、やっぱ、やめよう(笑)。
「中川屋」の“だしっ”、お勧めです!
(記入日 2006年3月2日)
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