Vol.18 直(丸静)
興奮冷めやらないその日の日記 【2003年7月22日(火) 】
土用の丑の日にはまだ間があるが、先取りして鰻を食いに、久しぶりに「丸静」へ。
ちなみに「土用の丑の日に鰻を食べよう」と言い出したのは平賀源内、
サンタクロースの服を赤にしたのは、コカコーラの宣伝マン、
婚約指輪は月給の3ヶ月分と勝手に決めつけたのはデ・ビアース、
いづれも根拠は何もない(笑)!

さて、オーダーは前回と同じ「直」、安い方から2番目の奴だ。
ココの鰻は東京のフッカフカ系ではなく、鰻本来の身の締りをそのまま味わわせるタイプ。
ご飯はやや固めに炊かれ、米の一粒一粒が舌の上で軽やかに舞っているような食感が楽しめる。

フッカフカの鰻には柔らかめに炊いたご飯が合うと言う話も耳にはするが、この店のように蒸しを抑えてた鰻には、固めのご飯が良いようだ。
下町にありがちなベッタベタに甘いタレとは一線を画したサラリとした味わいのたれも、ご飯の美味さを引き立てている。

あとチョッと肝吸いを頑張ってくれると、もっともっと嬉しいのだが・・・