Vol.13 赤ムツの煮つけ(高はし) |
興奮冷めやらないその日の日記 【2004年5月21日(金) 】 |
〜〜〜〜 前略 〜〜〜〜 “赤い魚”が揃ったという「高はし」で、“赤ムツの煮つけ”を食う。 「他では型が揃わないから、あんまりやらないんだよ」という大旦那の言葉ではないが、 自分にとっても初体験の煮魚だ! この煮魚の肝は、驚愕の一言! ネットリとした食感は、裏ごしも何もしていないのに、テリーヌのようなきめ細やかさ。 味濃いいわぁ〜〜〜! 同じ赤い魚でも、キンキがトロロンとした舌を悦ばすような食感が魅力なのに対し、 赤ムツは身自体の抜群の旨味が身上! 特に、骨の周りの身を口の中で絞りとるときに、口の中で煮汁と魚の旨味が渾然一体となる瞬間は、悶絶モノである。 |