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2003年12月1日(月) |
鳥重@鳥藤分店 【場外】 |
12月だってのに、台風だって!(驚) 「雨だから、近場で・・・」という軟弱なお誘いを、思いっきり無下にお断りし、場外へ向かう!目指すは、先週オープンした「鳥藤分店」。 今日は、悪天候のせいか、人手が少ない。 その影響もあってか、お昼時だというのに、先客は1名のみ。 この店、フレンチを取り入れた2種類の日替わりメニューも出しているのだが、お初ということで、まづは基本の”鳥お重”をオーダー。 一つのお重で、これだけの鳥の部位を食べさせるという趣向はなかなか面白い。 しかし、調理法には、まだまだ研究の余地があるように思えた。 例えば、照り焼きの皮目はもう少し、バリッとしあげた方がより味わいが高まるし、レバーは少し火を通し過ぎ。そぼろは生姜が効きすぎてしまっているため、その味が全体を支配しすぎている、などなど。 やや辛口になってしまったが、まだオープン数日なので、今後の改善に期待したい。 次は、お得意のフレンチ仕立ての日替わりかな!? |
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2003年12月2日(火) |
ふんわりたまごつるる&たんたんつるる@つるる 【銀座】 |
ラーメン屋の「康竜」が、麻布長江の長坂シェフを迎えメニュー開発をしたうどん屋・「つるる」が、幾多の曲折を経て、有楽町に再オープンしたので行ってみる。 この店、わざわざTVの仕込までして、店のPRを大々的に展開したのにも関わらず、 オープンさせた神保町の店を、数ヶ月で閉めざるを得なくなり、 せっかくかけたお金をドブに捨てる羽目になった、 間抜けなPR戦略で有名な知る人ぞ知る店である。 うどん屋なのだが、屋号にも、メニューにも、うどんという言葉を一切使わず、 また、メニューにも、やれ、”ね・ごまつるる”だ、”鶏サクつるる”だと、 独自のボキャブラリーを説明なしで多用しており、 客と、まともなコミュニケーションをとろうという意志が、全く見られない。 オーダーは、”ふんわりたまごつるる”に、”たんたんつるる”。 某うどんサイトのオーナーの言葉では、スクランブルエッグという表現が使われているが、それよりは若干「フンワリ感」が保たれている。 うどんは東京で食べる讃岐よりやや細めで、表面がつるりとしており、喉越しと食感はよい。しかし、結局、卵と出汁醤油と海苔を混ぜた、見たマンマの味で、”ふ〜ん”と思うだけ。 続いて、やってきた”タンタンつるる”は、その名の通り、”汁なしタンタン麺”風の和えうどん。 食感の違和感を消すため、挽肉を極めて細かく挽いてある点、隠し味に使ったエビの香ばしさが食欲をそそる点など、いくつか目をひく所はあったのだが、一口うどんをすすると、馬脚を現す。 この餡は、中華麺で食った方が、100倍は美味い! 今日食ったメニューのどちらにも言えるのだが、所詮、創作料理であり、 完成度の低さを露呈しているだけにしか見えない。 讃岐うどんブームに乗っかって、一儲けと考えたのだろうが、 こういう創作メニューを出すには、タイミング的にも早すぎだし、 メニュー自体も奇をてらい過ぎじゃなかろうか? とりあえず、自分的には、2度目はなし。 |
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2003年12月3日(水) |
東京ラーメン&チャーシューにぎり3貫@ラ・ヌイユ 【銀座】 |
忘年会の季節である。 うちの会社では、忘年会費(正確には用途自由)として、一人あたり結構な額が支給されるので、去年は自分が仕切ってスッポンを堪能した。 で、今年はというと、若いモンに店を指定しておいたのだが、 どこぞから「もっと華やかな店がイイ」とか、横槍を入れられたらしく、 勝手に店を変更しくさりやがった!(激怒) で、配られた店を説明をしたWebページのコピーを見ると・・・ 〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜 「水」と「和」の調和をテーマとした●麻●の日本料理店。 テレビや雑誌などでも話題のレストラン&バーです。 「水」をテーマとした4階建てのビルの中には、1〜2階はダイニング。 3階はメインバー。4階はソファー席と個室。 5階は屋上テラスと、5つの顔を持つフロアーで構成されています。各フロアーに水の仕掛けがあり、何とも心地の良い癒しの空間。京都や金沢などの料亭で修業した料理長が季節の風情を盛り込んだ正統派の日本料理が中心だが、モダンなアレンジの和食もふるまいます。ソムリエが厳選したワインやバーテンダーが腕をふるうカクテルなど、お酒も充実しています。●麻●の一等地で生粋の和食と世界の銘酒をお楽しみ下さい。 〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜 オイオイ、飯の説明はどこだよ!(怒) 「水の仕掛け」なんか、食えねぇゾ!(怒) さらに細かく見ると、こんなことも書いてある。 ・女性必見!レディースコース4500円。 ・合コンはこのメニューで決まり!パーティーコース! 会社の忘年会に選ぶな! (激怒激怒激怒激怒激怒激怒) 最悪(激怒)! ・・・よりにもよって、こんな店(泣)、、、 こんな店で、1万数千円も使うなんて、、、 世紀の愚行としか言いようがない! 末代までの恥だ!!(怒) 人には、絶対言えネェ ...って、書いてるけど。 さて、今年は自分が築地王になったこともあり、「是非、築地で忘年会を!」というリクエストをもらっているのだが、残念ながら、築地は深夜から昼までの街なので、適当な店が極端に少ない。 少人数で、飲む処なら推薦できる店もないではないが、 大人数の忘年会となると全くのお手上げである。 そこで、”グレーター築地エリア”まで拡げて探索していると、気になる寿司屋を発見。 曰く、「ランチが凄い!2度ビックリ」とか、書いてある。 い・一体ナニが凄いのだ! という訳で、長躯、月島まで足を延ばす。が、、、 店なくなってました。(泣) 茫然自失となりながら、電車でもといた所に戻り、 東十条「マリオン」出身の店主が、最近オープンさせたラーメン屋に向かう。 オーダーは、”東京しょう油ラーメン”と、「マリオン」ゆずりの”チャーシューのにぎり(3貫)”。 ”チャーシュー握り”は、チョッとしょっぱめだが、この塩気が逆にいい感じ。 ”握り”についてきた柴漬けはなかなか美味い!もしかして、この店で一番美味いのは、これかも(笑)!? |
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2003年12月4日(木) |
かき豆腐@高はし 【場内】 |
昨日の怒りは決しておさまった訳ではないが(というか日記を書いているうちに、思い出して、怒りが再燃してのだが・・・)、時がたてば腹はへる。 よっくよく思い返してみると、今週はろくなものを食っていない。 ちょうど、平山商店で買い物をする用事もあったので、場内へと向かう。 「高はし」を覗くと、”牡蠣どうふ(味噌じたて)”というメニューが目に留まる。 そういえば、今シーズンはあんまり牡蠣を食べていないことを思い出し、そいつを食うことに! どて鍋の連想から、赤味噌仕立てをイメージしていたのだが、出てきたものは白味噌仕立て。 しかも、味噌は香り付け程度にしか使っておらず、素材から出た出汁の味がストレートに味わえる。特に、舞茸からよ〜く出汁が出ている。 すんごい優しい味で、ゆっくりと身体全体があったまる感じ。 但し、ご飯のおかずには、ちょっと優しすぎて、、、 バクバクって訳にはいかないので、”上新香”や”牛皿”の別オーダーが必要かも。 こいつをつまみに一杯飲むんだったら、いいんだけど... |
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2003年12月5日(金) |
ポークジンジャー&カニクリームコロッケ@新富町 煉瓦亭 【グレーター築地】 |
煉瓦亭というと、銀座の洋食屋の老舗であるが、歴史が長いだけに暖簾分けの店も多く、意外なところでお目にかかることがある。 かく言う自分が、昔暮らしていたことのある森下にも、「深川煉瓦亭」というのがあった。 場所柄、煉瓦亭といっても、全く気取るところがなく、メニューにはラーメンまであったり、なんと出前までしてくれ、大変重宝したものである。 今日はそんな暖簾分けの一店、新富町 煉瓦亭へ行く。 昼時ということもあり、店内は満席。年齢層はかなり高い。 迷うほどの豊富なメニューの中から、舌とお腹に相談し、”ポークジンジャーとカニコロッケ”のセットをオーダー。 カニクリームコロッケは「カニも入っている」クリームコロッケで(笑)、可もなく可もなく(笑)。 つけあわせは、カレー風味のパスタだが、これでもかって言うくらいのびのびに茹でてる。(苦笑)冷凍を使ったと思われるミックスベジタブルは論外。 まあ、、、世の中には、毎日、どこでナニを食べるのかを考えるのを面倒に思う人もいるんだろうから、そういう人達には、こういうメニューの多い店はイイのかも...。 隣のオヤジが食ってた、”シーフードカレー”が美味そうだったけど、次はいつになることやら・・・ |
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2003年12月6日(土) |
しょう油ラーメン&塩ラーメン@そら 【ラーメン】 |
ナニが苦手って言って、早起きほど苦手なものはない! 今日も14:00までに日本橋に行く用事があったので、10:30には家を出ようと思っていたのに、結局出たのが12:00過ぎ。 予定していたラーメン屋の一軒はあきらめることにし、神田の「そら」へ向かう。 まづは”しょう油”。 東京の蕎麦屋で食ううどん位かも... 但し、出汁材の何一つも突出させないように、美味くまとめているため、結構違和感なく飲める。 細縮れの麺は、個性が強く、それ自体の存在感が強い。 チャーシューはロースト香を生かした、香ばしい仕上がりで、大変好み。 へたくそな店だと、ロースト臭くて、食えたモンじゃないことも少なくないが、この店のチャーシューは、ローストすることにより、風味を上手く引き立てている。 逆に、乾燥したものからもどしたと思われるメンマは、乾燥臭さが抜け切れておらず、今ひとつだが、意欲だけはかえるかな(笑)。 しょう油がなかなかだったので、続いて”塩”も。 やや個性の強い麺にスープが負けてしまい、バランスが崩れる。 スープの甘みには好みが分かれるところだとは思うが、お勧めは”しょう油”の”チャーシュー麺”だな。 2階に女性専用スペースを設けたり、甘味に特徴を設けたスープを採用したり、全体に女性を意識した店舗作りだが、サラリーマンの街・神田の、これまた飲み屋街の真っ只中で、この戦略が上手くいくのだろうか!? 疑問だ... |
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2003年12月7日(日) |
塩ラーメン@ひるがお&もりチャーシュー@大勝軒環七野沢店 【ラーメン】 |
髪を切りに二子玉まで行ったついでに、野沢の環七沿いのラーメン屋へ行く。(<どこが、ついでじゃ。) まづは、なにげに未食だった”ひるがお”。 ”大大”はやり過ぎで、期待はずれだったので、あまり期待していなかったのだが、、、 動物系・魚介系、それぞれのだしを巧妙に使い、 相乗効果を使って旨味を最大限引き出した、極めて完成度の高いスープである。 スープが新鮮な感じがとってもいい! 太さを変えた3種の使っているらしいが、その効果はあまり感じないなぁ(笑)。 できれば、一番細い奴だけにしてもらえると、もっと嬉しいのだが。 続いて、直ぐ近くの「大勝軒 環七野沢店」。 あんまり評判が芳しくなかったのだが、、、 甘酢ばっかり目だって、出しの味がほとんどしない! まるで、出来損ないの冷やし中華のような味で、東池袋とは似ても似つかない!(怒) 自分の知っている”筍系”の中では、郡を抜く出来の悪さだ! たとえ短期間にせよ、東池袋で作り方を習ってきてこのレベルって、あんまりにも酷くないか!?大勝軒の面汚しということだけでなく(これだけでも相当な重罪だが)、そもそも、人様に食べていただく、料理をつくる素養にかけてるんとちゃいますか?? 猛省を促したい!! |
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2003年12月8日(月) |
鮭バター&ウインク@たけだ 【場内】 |
週初めだってーのに、朝6時に起きて仕事とかしちゃったりしたもんだから(驚)、 イマジネーションが働かない。 そこで、「築地に来たらここで食え!」でお勧めされていた「たけだ」に行くことにする(笑)。お勧め通り、”マグロ頬肉”にすればいいものの、気まぐれで”鮭バター”。もちろん、ウインク(目玉焼き一個)も忘れずに。 タルタルいらないかも。 結局最後は、ライスにウインクのっけて、しょう油かけて食った。 「やっぱり!」な低調なスタート。慣れぬ早起きなんかするモンじゃないね! |
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2003年12月9日(火) |
天然ぶりの照り焼き&中オチ@魚竹 【築地】 |
13時のアポで、外出せねばならんので、珍しく早メシ! 「魚竹」に行ったら、”アラ煮”はなく、代わりにこれから本格的な旬を迎える、”ブリ照り”があったので、それにし、さらに”中オチ”もくっつけてセットにする。 ブリは、”日本海 天然もの”だそうだ! ”ブリ照り”って言うと、安直な魚系ランチメニューの代表なのだが、、、 さすが「魚竹」、さすがに「天然」、さすがは「旬」、 そんじょそこいらの”ブリ照り”とは、別物である。 噛み締めるごとに、口いっぱいに広がる力強い旨み! その反面、青魚特有の魚臭さがなく、実に美味い! 400円アップとなってしまうが、この店ではやはり”中オチ”も欠かせない。 下品にしょうゆをどっぷりとつけて、ご飯と一緒にかっ込むと、、、 幸せである! 久しぶりに格言:「早メシは いろいろとお得!」 |
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2003年12月10日(水) |
すっからそば@天華 【中華麺】 |
昨夜、今年初の忘年会があり、、、、撃沈! 午前中は、起きられるはずもなく... お昼は、最近の”お酒を飲んだ翌日の定番”、品川の「天華」へ。 前々から、ちょー気になっていた”すっからそば”を食う。 具でのる鶏肉のゆでた奴が、ちょっと・・・なのが、もの凄くマイナス。 次は、ラージャー麺ってのにしてみるかな!? さて、メールで気になる情報をいただいたので、ご紹介しておこう。 「今朝、場内の「た●だ」でポークソテー(豚肉の肉質はいまいちでしたがソースが昔ながらの洋食の味で懐かしかった)を食べていたら店主の竹●氏が店員に「場外にできたジョ●サン、うまいんだよねー!」って言っていたのです! その後店主のジョ●サン賛歌はとどまるところをしらず、私が店を出るまで続いておりました。 あんなところにジョ●サンができて(その下に全然行きたいと思えない丼屋もできましたね)、なんかいやーな感じがしていたのですが、昔ながらの洋食屋としては悪くない店だと思っていた「た●だ」の店主が褒めているのを聞いて、ジョ●サン、意外と凄いのか???と思い不安になってきました。 なら、自分で食べに行ってみれば済む話なのですが、貴HPに影響されまくっている自分には客観的な判断がくだせそうにありません。本当にジョ●サンはうまいのか、それとも駄目なのかもし機会があればレポートをお願いいたします。」 う〜ん、このなんか、二の足を踏んでしまう気持ちわかりますなぁ・・・ このメール見るまでは、絶対行かないっていうか、とりあえず行ってみよう気すらまるでなかったので、前を通りかかってもまるで気にもしなかったのですが・・・明日からはきになるなぁ!!! ということで、いった方のレポート大募集いたします。(>自分じゃ行かんのか!) 是非情報をお寄せください。 |
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2003年12月11日(木) |
あら煮・いわしのつみれ汁・ぶり刺@たけの【場外】 |
「Web築地市場を食べつくせ!」は、大体600人〜700人の方に、ご覧いただいているのだが、時としてアクセスが少ない日がある。 それは、、、、雨の日! やはり、雨の日は「築地に行ってみよう!」モードの人が減るのだろうか?? 加えて、今日はこの冬一番の冷え込み! ならば、ということで、自分は寒い時にもってこいの「とんがらし」へと向かうが、、、なんと、予想外の大行列!(驚) この店で行列なんて、見たことないぞ!っつか、そんなに混んでいることすら、滅多にないのに...あまりにも予想外すぎて、リカバリーが思いつかん(笑)。 とりあえず、晴海通りまで出たところで、「たけの」の看板が目にとまったので、久しぶりに行ってみる。 あれやこれや悩んだ挙句、選んだのは”あら煮”、”いわしのつみれ汁”、そして、旬の”ぶり刺”。 ”つみれ汁”はけんちん汁仕立てになっていて、小さい鰯が団子になって入っている。きっと、つなぎは何も使ってないんだろうね。 ブリは、期待していたシャキッと感はなかったけど、まあまあ。 ちょっと、暖まり感には欠けたけど、魚の町らしいランチではあった。 ジョ●サンに行った人は、、、、、、 まだいないようだ。(笑) 報告待ってます! |
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2003年12月12日(金) |
みそかゆセット@真好味 【ラーメン】 |
グレーター築地エリアに指定している月島は、もんじゃで全国的に有名だが、 なかなかどうして、酒飲みにも魅力的な店が多い街である。 なんだかんだで行ってみたい店が3〜4軒あるが、昨日の晩は前の会社の同僚達と、 その中の一軒「味泉」で忘年会。 ”しめ鯖”、”釣りたらこ”、”牡蠣の天麩羅”、”アナゴ煮”、”カワハギの刺身”、”空豆”、”むかご”、”生シラス”などなど(ナンか漏れていそうだが・・・)をいただく。 酸っぱくない”しめ鯖”、キッチリと骨切りしてあり、ホッコリと、しかし、しっかりとした歯ごたえを残した”穴子煮”、塩を抑えた”釣りたらこ”が特に印象に残った。 酒を飲ませる分には、濃い目の味付けが店としても得策のはずだが、あえて素材の味を生かすことを優先させている姿勢がとってもいい。大いなる期待を持っていっても、その期待に十分に応える力量を持った店であった。 ちなみに、この店では通常5〜6千円でそこそこ楽しめるらしいが、、、 我々が払ったのは一人7500円。(笑) お店の名誉のために、ボラれた訳ではないことは明記しておこう。(笑) そんな訳で、今日のランチは辛い麺(笑)。 グレーター築地エリア・最北にあたる八丁堀の「真好味」へ。実に5〜6年ぶりだ! オーダーは、”みそかゆセット”。 俄かに食欲復活(笑)。 辛味に慣れてくると、次に現れるのが、旨味に伴った甘み。おそらく、野菜をはじめとした素材から、自然と出た甘みで、まったくしつこさがない。味噌臭さがないのも、この”味噌ラーメン”の魅力の一つだろう。 平打ちの麺が、また、この個性の強いスープとよ〜くマッチしている。 粥は、ホタテと干エビの出汁がしっかりと出ていて、ラーメンのサイドにしても全然違和感がなくいい感じ。 今日の選択は、体調にピッタシで、我ながらナイス!正に、「食いたいものは、腹に訊け!」 おっ、格言できた!(<超〜久々ジャン) |
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2003年12月13日(土) |
タンギョー@栄楽 【麺料理】 |
気が付いたら、あっという間に、年賀状の心配なんぞをしなくてはいけない時期ではないの!!(焦) しかし、年賀状って、バレンタインデーの義理チョコと同じくらい、不要なもんだと思うのだが、、、だれか、未来永劫の廃止を宣言してくれないかなぁ・・・ まぁ年賀状だけではないのだが、なんやかやとやらなくてはいけない用事も溜まっているので、久々に「永楽」に”タンメン”を食いに行く。 (本当は、月島の「麗江」という中華料理を捜していたのだが、どうしても詳しい住所がわからん。(だれか教えて!>知ってる人)) 近所だからって贔屓する訳ではないが、「永楽」の”タンメン”は都内でも屈指のレベル! やっぱ、"タンメン”は太麺に限る(腕組納得)! |
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2003年12月14日(日) |
四川坦々麺&東京坦々麺@炎月 【麺料理】 |
さて、今朝も起きたらグダフタヌ〜ン!(笑) 遠出は出来んし、二郎モードじゃないし、ということで、 なかば消去法的に千鳥の「大勝軒」に行こうと決めかけた、、、ところで、蒲田に新しい店、しかも2種類のタンタン麺を出す店が出来たのを思い出し、そちらに行くことに。 無関係の麺料理です。 (詳しくは、http://biz-inno.nikkeibp.co.jp/ramen/article20031209.shtmlをご参照ください。) メニューにあったのは、”東京坦々麺”と”四川坦々麺”。 「担」ではなく、「坦」になっているのは、自分の間違いではなく、メニューがそうなっていた。 ”東京”の方が辛いらしいので、まづは”四川”。 で、とりあえず一口すすってみたのだが・・・「業務用の中華スープに芝麻醤を大匙2杯入れて、ラー油を垂らすとこんな感じになるんじゃない!?」って味。 ”四川”って言う位なので、ちょこっとでも”麻”味を効かせたり、多少なりとは「なるほどね!?」って思わせる味付けを期待していたのだが、そんな要素はかけらもない。 「どこが”四川”なのだ?」と首を捻りながら麺をすすると、平打ちの太麺がこれでもかって言う位やわやわに茹でられていて・・・ 普通だったら、これ食った段階で”二度と来るか!”の烙印を押して、この店との縁を切るところだが、気になったまま味食で放っておくのも嫌なので”東京坦々麺”なるものも食ってみる。 これのどこがタンタン麺だ!(怒) 怒るのを通り越して、呆れた... 今年もいろんなマズイもんを食ったが、それらに比べれば、この2杯はまだ食える。(こんだけ、業務用のタレやらスープやら使っていれば、当ったり前だが・・・) しかし、この店のように、子供だましのような安直なアレンジメニューを、いかにもご大層に自分達で作り上げたオリジナルのように語り、情報価値を高めようとする姿勢は許しがたい。 ”四川”の方のメニューの説明にはこんなことが書かれている。 「幻の坦々麺といわれているダイアモンドマウンテンの坦々麺を、日本風にアレンジし・・・」 (激怒) 今年出会った、最も気分の悪い店であった! |
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2003年12月15日(月) |
にぎり(ランチ)@すきやばし次郎豊洲店 【グレーター築地】 |
「次郎」といえば、泣く子も黙る寿司屋の名店! その暖簾分け店が豊洲にあると聞いたのは、忘れもしない・・・いつだっけ?(笑) 実際、そんな話を聞いたことさえコロッと忘れていたのだが、 先日ひょんなことからその所在位置がわかった。 豊洲といえば、月島の隣駅。 バリバリにグレーター築地エリアの守備範囲である。(日に日に広がっている気がするが・・・) ランチのメニューは”鉄火丼”(850円)と”にぎり1.5人前”(1000円)のみ。 で、”にぎり”をオーダー。・・・しかし、なんとも地元に密着したお値段だこと(微笑)。 シャリは結構甘めに仕上げられていて、今日の自分の体調に合ったのか、とってもとっても美味しい! すきやばし譲りなのか、柔らかめに握られたこのシャリが、見事に口の中でネタと一体化していくのだが、このシャリとの相性が、やたらとよかったのが、赤身とヅケとコハダ。 この3貫だけで十分1000円の価値がある! 場所柄、出前とかもやっていそうだが、結構あの「すきやばし 次郎」縁の店だって知らずに、馴染みにしている人も多そうで、なんか可笑しい。 豊洲の皆さん、あなた達はラッキーですよ!(微笑) |
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2003年12月16日(火) |
雪@黒川 【場外】 |
久々に天麩羅! 築地で、天麩羅って言ったら・・・まづは、ここ「黒川」! オーダーは、海鮮と野菜がコンボになった「雪」。 今日の野菜は、冬瓜にカブ、それに湯葉に包まれたユリネ。あ、あと、ミニ穴子丼に菜の葉。 天麩羅は、衣をつけることで旨味を閉じ込め、更に、加熱することで素材の旨味を引き出す調理法だが、この店の野菜使いの上手さには舌をまく。 冬瓜の甘さに、まづ驚かされ、カブの瑞々しさ度肝を抜かれ、菜の葉のほろ苦さに打ちひしがれた。 熱々を食べなきゃ、この味はわからないな... |
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2003年12月17日(水) |
鴨ざる(大)@品川翁 【麺料理】 |
お酒を飲んだ翌日は? ハイっ、品川の「天華」ですね!(笑) しっかし、ノンビリコンと出かけていったら、お昼の営業が終わってた!(泣) しかたなし。 ということで、「品川翁」で”鴨ざる”を... 実は、昨日の夜もさんざ飲んだ後に、西麻布の「So Bar」で、そば2杯も食ったのだが、、、 まぁいいか!(笑) 相変わらず、喉越しが軽快! つけ汁は、ほとんど甘さがなく、かなり男性的な味わい。 鴨肉は柔らかくて、美味い。 けど、大盛り1550円はやっぱチョッと高いかな? 蕎麦だけではチト物足りないので、TVにもよく紹介される船宿天麩羅の「うえじま」で、アジ・イカ・エビをつまむ。 ”注文が入ってから揚げる”とどこかで見た気がしたのだが、実際には、作り置き(泣)。 昨日の黒川とは、同じ料理とは思えない。 ま、ここは、レトロな意空間を体験したり、常連になってノンビリとした時間を楽しんだりする店のようだから、外野の人間が、あれこれ言うのは野暮ですな。 |
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2003年12月18日(木) |
鶏肉の油淋ソース掛け@麗江(リージャン)【グレーター築地】 |
別に、わざとやっているわけじゃないんだけれど、、、 グレーター築地づいている今日この頃。 本日は、佃の方へいってみる。 向かった先は、中華の「麗江」。 場所柄、昔ながらのボロいお店を想像していたのだが、小奇麗でしゃれた感じの店構えで、かなりビックリ! メニューはランチに、”ご飯セット”、”麺セット”、それに、”ヘルシ−ランチ”のみ。 ”麺セット”の”酸辛湯麺”にも魅かれたものの、結局”鶏肉の油淋ソース掛け”のランチをチョイス。 デザートとコーヒーが付いて、1000円ぽっきり! メニューが選べないのが玉にキズだけど、これはなかなかの掘り出し物じゃなかろうか!? この店なら、夜もいけそうなんだが・・・う〜む、月島界隈、宿題店がてんこ盛りじゃ! |
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2003年12月19日(金) |
チゲうどん@とんがらし 【築地】 |
自分なんかはムチャクチャ暑くなったりすると、自虐的に辛いもの食べたい衝動に駆られたりするが、、、どうも、そんな奴は一般的ではないらしく、辛いものの需要は寒い時に急上昇するようだ。 今日も「とんがらし」に行ったら、前回ほどではないものの、待ち人が行列を作っていた。 ここに来ると、いつも”チゲライス”を食っていたので、趣向を変えて”うどん”。更に、”辛め”にしてもらった。 韓国の唐辛子は甘みがあるとよく聞くが、ここのスープはそれに玉葱や長ネギなどの野菜からでた自然の甘みが加わって、より一層引き立てあっている。 うどんはとぉぉぉぉぉってもソフトに茹でられて、完全にスープの具と化しているが、これはこれで悪くない。同じうどんと言っても、麺が主役の讃岐なんかとは全くの別物で、コシやらネバリやら、期待するコト自体が的外れと言えよう。 自分的にはもう一段辛味が強い方が好みではある。 だが、牛からとった出汁もよ〜く出ており、料理としての完成度は間違いなく高い! しかし、、、、、金属の箸はうどんを食うには不向きだな。(笑) |
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2003年12月20日(土) |
ラーメン+味玉@ちゃぶ屋&五目しょう@メルシー 【ラーメン】 |
大御所のHPによると、ちゃぶ屋が味をかえてしまうらしい... Shioramen Chabuyaは大失敗だったと思うが、本店「ちゃぶ屋」→「メルシー」の連食ルートは都内最大級の幸せをもたらすコンビネーション! そのち「ちゃぶ屋」が、しょうゆ味まで変える! これは一大事である。 そうと聞いてはヘンチクリンな味になってしまう前に、賞味しておかねばならぬ。 10分ほど並んで、着席。オーダーは”ラーメン”に味玉。 このスープを引き立てているのが、3種使われている葱。最近は見よう見真似で、焦がし葱をスープに入れる店も多いが、この薬味本来の持ち味は、こういう力強いスープでなくては生かせない。 中太の平打ち麺は、人によってはヤワ過ぎると感じるくらいの柔らかさだが、自分的には、このスープを生かす、ある意味、賢明な選択に思える。 固めに茹でられたモヤシのシャキシャキ感が、麺の柔らかさとのいいアクセントになっていて、ポイント高し。 チャーシューも軽いロースト臭と、適度なしょう油の味が食欲をそそる。 今日久々に食してみて、つくづく感じたのは、このラーメンには全く無駄がなく、スープ、脂、薬味、麺、具、全てのパーツが夫々が与えられた役割をこなし、見事な調和を作り出していること。 完成度、極めて高し! いじくって欲しくないなぁ〜、この味は..... 続いて、心の故郷、我らが母校の近くの「メルシー」で”五目しょう”。 ダレがなんといおうと、ラーメン激戦区・早稲田-高田馬場No.1は、ここ以外にはありえない。(断言・笑) |
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2003年12月21日(日) |
小W@メグ二郎 【ラーメン】 |
ZAGAT SURVEYの2004年版を買った。 こういう一般の人の自由投稿型のガイドブックと言うのは、どうしても有名店及び繁華街立地の店に、情報が集中しがち。 この本も全く例外ではなく、築地は全国的に名前の通った店+α。場内なんて、「大和寿司」が一軒出ているだけ。 更に、グレーター築地エリアにいたっては、新富町一軒、月島一軒、八丁堀一軒、明石町一軒と、実に実に実にお寒い限りで、新店発掘には何の役にも立たない。 有名店のDirectoryとして、電話帳代わりにはなるかも知れないが、営業時間や休日くらい載せる親切心があってもよいんじゃなかろうか・・・!? さて、今日は、そんなZAGAT SURVEYには、もちろん掲載されていない「メグ二郎」で、いつもの”小W”。 今年の二郎食べ収めに、相応しい出来であった。・・・とか、言っといて、もう一度くらい来そうな気もするが。(笑) |
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2003年12月22日(月) |
四海楼監修ちゃんぽんby十勝新津製麺@家 【番外】 |
今日は連休の谷間。溜まりに溜まった「代休」を消化すべく、休む! 夜は中華街に行き、死ぬほど食う予定なので、昼は軽〜く買い置きのカップで済ます。(本当に軽くだな。) 残り少なくなったストックの中なら、十勝新津製麺の四海楼監修チャンポンをピックアップ。 (チャンポンはラーメンじゃないからネ!) チャンポンらしいのはスープだけだな。具にもなっている刻み昆布からも、出汁が出てるのがいいのかな!? レトルトのエビやらホタテやらは、高温処理しているからか、歯ごたえがなくボロッボロ。これはフリーズドライにした方が、まだいい気もする・・・まあ、所詮カップなので、こんなものでしょう! さてと、夜に備えましょうか! しかし、やんごとなき理由により横浜行きは中止。 きゃあああああああああああああああああああああ〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜! 近場への変更を余儀なくされたので、昨日発見した湖南料理の「雪園」の大森支店へ。 西友の上っツーローケーションに不安がよぎらんでもなかったのだが、 行ってみてビックリ!!フロア全体が、昭和のマンマ! で、こんなところで湖南料理なんか食べられるはずもなく、、、 ”麻婆豆腐”のセットを食った。 この段階で、星一徹よろしくちゃぶ台をひっくり返そうとしている自分の姿が脳裏に映ったのだが、意外にも”麻婆豆腐”が美味い。 一緒についてきた海鮮炒めは素材が古くて、中指突き立てモンだが、その他はまあまあ。安いしお買い得かも! かといって2度目があるかと訊かれると、躊躇さざるをえませんが(笑)。 とりあえず、壁のいたるとことに付いた食べ物の染みを何とかしたら、2度目を考えてあげてもいいかな。(笑) |
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2003年12月23日(火) |
ラーメン@いなせなや&武骨ラーメン(白)@武骨 【ラーメン】 |
近頃なにかと賑やかな御徒町へと、重い腰を上げて、向かう!(どっこいしょっと!) 一見目は「いなせなや」。 この店、店頭に禿げデブの中年オヤジがフンドシ姿で仁王立ちになっている立看が立っていたり、店内を桜の造花で飾っていたり、、、とにかく店だけ見ると”イロモン”以外の何者でもなく、かなりヤバ〜イ気配がする。 とりあえず来ちゃったので(笑)、”ラーメン”をオーダー。 豚骨ベースに和風の魚出汁を足したスープは、あえてしょっぱめ少なめにしてあり、インパクトは十分。 頬肉辺りを使っていると思われるチャーシューは、肉の味、脂の味、しょう油の味が、渾然一体となってとっても美味い。 問題は、ゴワゴワとした食感の低加水麺。これも敢えてこの麺を選んではいるのだろうが...スープの塩分を幾分抑えて、もう少し、ソフトな麺をあわせた方がいいんじゃないかなぁ?? とはいえ、全体としての満足度は決して低くなく、寧ろ期待以上だったので、気分は上々であったのが・・・ 2軒目は「脱・職人ラーメン屋」の先駆者「麺屋 武蔵」の4店目の店、「武骨」。 15分ほど並んで、基本メニューらしい”武骨ラーメン・白”をオーダー。 今回のこれは・・・酷すぎ!(両手親指下向) 一見、豚骨ベースに魚粉で魚味を添加しているように見えるのだが、 柚子なのか、単にスープが酸化しているのか、酸味だけが口に残って全く旨味が伝わってこない。 更に、これまた一見美味そうに見える厚切りのチャーシューも、へんてこな香辛料で味付けされていてムチャクチャ癖があって不味い。しかも、脂抜きが不十分で、脂身が噛み切れない。 そして、、、特に、壊滅的にダメなのが麺! 茹で過ぎでブヨブヨ、コシなんか微塵もなくなって、完食はおろか半分たべるのもやっと。 年間数百杯はラーメンを食うが、こんなに残したのは今年初めて。 並んでまで食ってしまった自分を責めたい気分にさえさせる、ひっどいラーメンだった! 味覚は主観である!そんなことは、百も承知。 しかし、もし、このラーメンを食ってうまいという人がいるとするなら、 自分はその人と根本的に味の好み合わないと言わざるをえない。 その位、ハッキリと酷い。 |
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2003年12月24日(水) |
チゲライス@とんがらし 【築地】 |
メリークリスマス!でございます。 さて、名格言「クリスマスには鍋を食え!」の言葉に倣った訳ではないのだが、 先週に引き続き「とんがらし」にて、”チゲ”を食う。 なんと今日も10人以上の行列! 今や寿司屋を除けば「きつねや」、「豊ちゃん」に並んで、築地3大行列店に数えられようかという人気である。 前回は”うどん”にトライしたので、今回は初心に帰り”チゲライス”。 ご飯との相性が高まる気がする!(右手親指立) さて、26日に発売になる発売の 「こんどの休み =寿司にしよう=」(廣済堂出版)の見本誌が送られてきた。 この本では、自分も築地の寿司屋のガイドと登場し、星の数ほどある築地の寿司屋の中から8軒を推薦しているのだが、そんな贔屓目を抜きにしても、穴場の寿司屋ガイドあり〜の、郷土寿司の紹介あり〜の、自分でつくる御寿司の指南あり〜ので、なかなか盛りだくさんで充実した内容になっている。 これで、500円って、異常に安い!こりゃあ、買わなきゃ損だな。(腕組納得) |
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2003年12月25日(木) |
天然ぶり刺し@高はし 【場内】 |
アメリカが狂牛病で大変である。 しかも発表になったのが、クリスマスイブ。 実は我が家では2年前、赤坂の「ローリーズ」という、それこそ牛肉しか喰えない店でクリスマスを祝ったのだが、昨日あの店を予約していた人の心中たるや? 自分自身は前回の狂牛病騒動の最中に、”ブレインズ(脳みそね!)”をオーダーし、店の人に制止された経験を持つほど、”まあああああったく”心配していないのだが、世の中には過敏反応して肉喰うのやめる人が出てくるんだろうね!? まぁ、個人の勝手だからどうでもいいんだが、焼肉屋への影響だけが心配だ! 前回の騒動のあおりで、肉の街・大井町では、一番いい肉を出していた「王盛苑」がつぶれた。 被害が拡大しなければいいのだが... さて、今日は年内さいごの「高はし」。 旬のブリを食う! 青魚特有の魚臭さを、まるで感じさせないのはさすがである。 帰りがけ、若旦那とちょこっと話したが、やっぱり買出しは早く済ました方がいいそうだ。 う〜ん、ラスト築地いつにしようかな? |
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2003年12月26日(金) |
マグロブツ・ヤリイカ煮・タラ煮・炙りたらこ・(肉豆腐の)豆腐だけ@江戸川 【場内】 |
本日にて、本年のお勤めは終了! 一応、買出しにもう一回だけ、市場に来ることにはなると思うが、 大混雑は間違いないので場内・場外での食事は今日が最後。 ちなみに、今日の場内の混雑ぶりはこんな感じ!(↓) 協議の結果、オオトリは「江戸川」で”豪遊”に決定! いつもの”マグロブツ”、”ヤリイカ”、”タラ煮”は決まりだが、、、 ”炙りたらこ”と”肉豆腐”の”豆腐だけ”(笑)を追加!! いや、両方とも美味しいんですよ! 特に、”牛丼”の文字は看板にもあるくらいなので、肉豆腐の”豆腐だけ”もしっかり出汁が出てて美味い! よし、来年は「江戸川」で牛丼を食うのを目標にしよう!(笑) |
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2003年12月27日(土) |
あつもりチャーシュー@池上大勝軒 【ラーメン】 |
勘のいい人は、とぉぉぉぉっくにお気づきだとおもうが、 ココ1・2週間は自分なりにラーメンの食べ納めを行っている。 二郎→ちゃぶ屋→メルシーと済ませたので、次は大勝軒。 と言うことで、朝7時に起きて東池袋に行こうかと思ったが... そんな真夜中に起きられるはずもなく。 ゆっくりだらだらと1時過ぎに家を出て、池上大勝軒へ。 到着は2時。てっきり行列かと思いきや、店の前にはだぁ〜〜〜れもいない! この店、”筍系”の中では悪い方じゃなかった筈だが、開店時の勢いはどこへやら!? オーダーは”あつもりチャーシュー”。 ラーメンは、前に味が薄すぎたので、回避したのだが、、、 後から来た客が”ラーメン濃い目をオーダー。 そんなんできるんかい!? なんかとっても損した気分。ぷんぷん! |
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2003年12月28日(日) |
半熟煮卵ラーメン@神座&ラーメン@ラーメン@潤 【ラーメン】 |
年の瀬も押し迫り、そろそろラーメン屋さんもお休みモード。 そもそも行ける店の数が減ってきているところに持ってきて、ラーメン熱を煽らんがばかりのラーメン番組が、先週から相次いで放送された。 結果、見事に需給バランスが崩壊! 一軒目の「神座」は100人を超える長蛇の列であった。 続いて、池袋東武に期間限定で出店にしている「潤」。 新潟は燕三条辺りでポピュラーな、にぼし出汁しょう油スープ+どっちゃり背脂+極太ラーメンだが・・・ もの凄くバランスが悪い。 一時、新潟ラーメンが話題になって、このタイプのラーメンがシズッタのだが、 わざわざ新潟まで行かずに、正解だったかな、こりゃ!? |
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2003年12月29日(月) |
四季ちらし@魚四季 【場内】 |
明日30日が実質上の市場の最終日なので、少しでも混雑を避けようと1日早く買出しを済まそうと思ったのだが、、、 「つかさ」で、本年最後の築地ランチを占めようと思っていたのだけれど、 今日の営業は夜だけとのコトで、空振り。 妻を引き連れ、あちこち放浪した挙句辿り着いたのが「魚四季」。 正月に”ばらチラシ”を作るつもりなので、参考にしようと”四季ちらし”をオーダー。 そのせいか、具が固まっていて、散らしてない”ちらし”だったが、 味は悪くなかったので、まぁいいか!? この店、厨房のちゃらちゃらした働きっぷりは気になるのだが、それなりのもの出してくるから不思議。きっと仕入れと板長がいいんだろうね! |
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2003年12月30日(火) |
スジ煮込み定食@たぬき 【番外】 |
年末最後の買出しに、妻と一緒に二子玉へ行く。 二子玉と言えば、高島屋がリニューアルしてそこそこの店が入ったが、そんな店より、やっぱり「たぬき」。 前回と同様に「スジ煮込み定食」をご飯大盛りで。 この店の魅力は、ボリュームとコストパフォーマンス。 多くを求めるのはよそう... 【ご挨拶】 本日の日記をもって、年内最後の更新となります。 ご愛読ありがとうございました。 来年も、引き続き「Web 築地市場を食べつくせ!」をご愛顧いただけますよう、 お願い申し上げます。 それでは、皆様、よいお年を! 『王』 |
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2003年12月31日(水) |
担々麺@鳳鳴春 【麺料理】 |
新年を妻の実家で迎えるため、泊りがけでお出掛け。 おせち料理を作る大役を担っているのだ! お昼は買い残しの食材を探しがてら、東京駅の大丸へ! 「サバティーニ」で”パスタ”ってのが第一候補だったが、並んでいたので、お向かいの「鳳鳴春」へ。(普段の日に行列しない店に、大晦日だからと行って並んだりしたら、孫の代までの恥である!) オーダーは”担々麺”。 ラー油も含め液体油が多くクドスギるが、そこさえ改善されれば、かなりよくなりそうな一杯で今年最後のランチとしては悪くない〆であった。 それにしても、、、大晦日に慌てて食材を買い求める人の多いこと多いこと。 それに乗じて、鮮魚の値段の高いこと高いこと。 普段の倍は吹っかけてまんがな!!(驚) 来年からは年末年始は生魚断ちしよ!(笑) |
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